カーナビ史上初めて2基のハードディスク(HDD)を搭載したイクリプス『AVN9902HD』。1基は地図データで使用されることになるが、もう1基はユーザーが自分の好きな音楽を圧縮ファイル形式で取り込めるようにするためのスペースとして使う。
今回発表されたイクリプスの新型ナビ『AVN9902HD』は、20GBのハードディスク(HDD)を2基搭載し、その総容量は40GBとなった。他社の秋冬モデルではいずれも16GBが最高容量となっており、なんと2.5倍の数値になる。
10日に行われたイクリプス『AVN9902HD』発表会の席上、富士通テンの槌本隆光社長は、「これが最強のAVNだ」と宣言した。社長自ら「最強」という言葉を口にするあたり、自信の程がうかがえるが、根拠となっているのは後発他社にはマネできない多機能ぶり。
アルパインは秋冬モデルとしてCDヘッドユニットと、一体型ナビ(AVN)のそれぞれ1機種ずつを発表した。商品の位置づけとしては高級モデルと普及モデルの中間となる商品だが、いずれもハイエンド機並みの音質を実現しているという。
A:オーディオ、V:ビジュアル、N:ナビが一体化した“AVN”の人気が上昇中だ。10日、イクリプス(富士通テン)はカーAV&ナビゲーションシステムにHDDを2基搭載した『AVN9902HD』を発表、11月1日より発売する。エクスリプスAVNのフラッグシップモデルとなる。
アルパイン秋冬モデル新製品のうち、オーディオ商品は12モデルがリリース予定だ。とはいえ、そのうち11までがスピーカーの『DDリニア』シリーズで、CDヘッドユニットは1モデルだ。だが、この『CDA-7897J』がすごいのだ。
『CN-HDX300』自慢の機能が約440ジャンルに分類された施設検索だ。非常に細分化されており、ユーザーが直感的に「調べたいんだけど、これある?」と思ったものがほとんど揃っているというスグレモノ。
パナソニック『CN-HDX300』は、モニターの後方にデータを収めたハードディスクを縦置きして収納している。通常のモニターよりも少し厚い程度となる46.5mmという奥行きを実現するための困難な配置なのだが、様々な対策を施しているようだ。
今回発表された『CN-HDX300』は、ハードディスク内蔵型カーナビとしては最も小さいサイズを実現している。これまで機能ごとに分散していたチップを1枚に凝縮するなど。基板構造を単純化することによって小型化に成功した。