【ワイヤレスジャパン】CDMA2000 1X対応モジュールは薄く小さく

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【ワイヤレスジャパン】CDMA2000 1X対応モジュールは薄く小さく
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トヨタ『WiLLサイファ』に搭載された『G-BOOK』端末や、パイオニア『AirNavi』などテレマティクス対応ナビにはアルプス電気製の「CDMA2000 1X」対応モジュール『UGEP2』が搭載されていた。

通常は筐体内にパッケージングされており、それを目の当たりにすることはできないが、昨年の秋に開催されたITビジネスショー『CEATEC JAPAN2002』で一般にも公開されており、実物を見たという人もきっと多いだろう。

これまではUGEP2しか存在しなかった「CDMA2000 1X」対応モジュールだが、今回のワイヤレスジャパン会場では厚みをUGEP2の半分にするなど、大幅なダウンサイジングを図った最新型モデルがひっそりと公開されていた。

これはM2Mジャパンが製造する『M1XTA01』という製品。実際に製造を手掛けるのは韓国のセワンテレコムというベンダーだ。UGEP2が縦71mm×横39.9mm×厚さ9.7mmだったのに対し、M1XTA01は縦50mm×横37mm×厚さ5.25mmと一回り小さいサイズとなった。重さもUGEP2の36gに対し、M1XTA01は26gとなり、こちらもダウンサイジングを実現している。

M1XTA01がUGEP2に劣るのは動作保証温度で、前者は摂氏60度までだが、後者は同85度まで持つ。また、厚いカバーに覆われたUGEP2は見た目にも丈夫そうだ。

機器に組み込むタイプではこれまでどおりUGEP2が使用されることが多いかもしれないが、後付けの通信ユニットみたいなものが発売された場合にはM1XTA01が採用されることも充分に考えられる。

《石田真一》

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