将来的に『Windows CE for Automotive』普及のための戦略。Windows CE for Automotiveを発展させるキラーなコンテンツとは何か。これに対するマイクロソフト担当者の見方は似て非なるものとなっている。
『WindowsCE for Automotive』を採用したシステムは今後も増加していくと考えられるが、その一方で『Micro-ITRON』を採用した従来型のカーナビは徐々に姿を消していくことになるのか。
マイクロソフト(MS)が『WindowsCE for Automotive』を開発するにあたり、一番神経を使ったのは「消費電力の問題だった」と、ITS戦略統括部の平野元幹部長は語る。他の組込機器以上にシビアな省電力化を迫られたという。
トヨタが『G-BOOK』搭載端末で、ホンダが『インターナビ・プレミアムクラブ』対応のDVDナビで、そしてクラリオンが『AutoPC CADIAS』で、あいついで基本ソフト(OS)として採用したのが、マイクロソフトが開発した車載端末専用OS『WindowsCE for Automotive』だ。
ユーザー(メーカー)によるGUIの自由なカスタマイズを特徴とした『Windows CEfor Automotive』の採用により、同じOSを使いながらも見た目は全く異なるものになったトヨタ『G-BOOK』と、ホンダ『インターナビ・プレミアムクラブ』搭載機。しかしながら、GUIのカスタマイズだけで思想まで違ってくるものなのか。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETC車載器のセットアップ台数が60万台を突破した。50万台を突破したのが2カ月前の10月23日、2カ月かかって10万台をセットアップした。
新型『ミラ』、『ミラ・アヴィ』にはデンソー製のDVDナビが純正装着用としてラインナップされている。CD、あるいはMDが組み込まれており、注文時にどちらか一方を選択する仕組みになっている。
BMWグループのMINI公式インターナショナル・ウェブサイトで、MINIの生産工程ビデオのオンライン公開が始まった。MINIに関心のある人なら誰でもMINI誕生のプロセスにオンラインでアクセス、インタラクティブに生産工程を見学できるというもの。