ITS世界会議の日産ブースでは、発売されたばかりの『フーガ』が中央部に置かれ、実車とモックアップの両方でカーウイングス対応DVDナビのタッチ&トライが行えるようになっていた。
両方ともNTTドコモのブルートゥース対応端末『F900iT』が接続され、オペーレーターとの接続も自由にできる状態となっていた。
会場説明員は「オペーレーターに接続して設定できるから便利だし、使いやすいです」と強調。「接続して、ルート設定を頼んでみましょう」と呼びかけていたのだが、名古屋にはシャイな人が多いのか(!?)、「いや、いいよ」と遠慮してしまう人が大半。せっかくの新機能なのに、それを体験した人は意外に少なかったようだ。
会場内に置かれていたフーガは、東京・六本木で行われた新型車発表会の会場にも展示されることがなかった低速追従機能付きのモデル。ステアリングの左側にはカーナビやハンズフリーシステムのスイッチが並ぶが、右側にはクルーズコントロール関連のスイッチが同様に配置されており、見た目にも「ハイテク装備満載」を感じさせる。
来場者の興味は「トヨタ方式の低速追従モードとの違いは何か」という質問に集中していたようで、この説明に多くの時間が取られていた。