【ITS世界会議名古屋】進路をフロントガラスに投影

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【ITS世界会議名古屋】進路をフロントガラスに投影
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ドライバーに対してカーナビの画面を「どのように見せることが適切なのか」、「どのように見せれば安全を損なわないのか」という議論は以前からなされており、ITS世界会議においてもひとつのテーマとなっている。

表現の方法や、そのアプローチには様々なものがあるが、デンソーはフロントガラスをヘッドアップディスプレーとして、そこに進路や標識などの情報を映し出すという方法を提案していた。

自分の進路にあたる路面の上に、コントラストの強い色でコースを描くというもの。標識類についても手前から表示されるため、結果的に視認できる時間が長くなる仕組みだ。

実際に体感してみると非常に便利なのだが、ここまで大型で、高輝度のヘッドアップディスプレーになると値段も高く、説明員は「現状では数百万ってところです」と語る。

投影に要するレンズの枚数も多く、装置自体も巨大で「今のクルマだとステアリングのシャフトなどもあり、実車に入れることは難しい」としており、実現までにはかなりの時間を要しそうだ。

だが、その一方で「装置を小型化することは不可能ではなく、バイ・ワイヤ技術が発達してステアリング装置からシャフトを廃止することができれば、搭載する余地も生まれてくる」という希望もあり、開発は今後も続けていくとしている。
《石田真一》

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