国土交通省道路局によると、8月27日−9月2日の1週間、全国のETC利用率が週平均20.5%となり、20%をはじめて越えた。つまり、ETCが設置されている料金所で、5台中1台がETCを利用したというわけだ。
ITSを推進する関係者が一堂に会して、日本の今後のITS推進について検討する日本ITS推進会議の初会合が8日に開催される。
阪神高速道路公団で、ETC設置工事のために3回、計5カ所の料金所で通行止めが発生する。9月13日、14日、21−22日の3回、11号池田線上り・豊中南出口、17号西大阪線・大正東出口、2号淀川左岸線・島屋東料金所など。
松下電器産業、住友商事、JCB、三井住友カードの4社は共同で、日本初のICクレジットカード対応のETCと同じ通信技術のDSRC駐車料金自動支払いシステムを開発すると発表した。
「ITS」という言葉を新聞や雑誌などで多く見かけるようになってきた。道路交通に画期的な改革を施しそうだというのは分かっていても、今ひとつイメージがはっきりしないのが現状ではないだろうか。
名古屋駅とITS世界会議会場「ポートメッセなごや」を結ぶ、あおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)の試験運転が2日にスタート。関係者やマスコミにお披露目された。
ETCによる物損事故が03年度に1000件以上発生し、開閉バーが開かないトラブルも月平均4000件ほど起こっていることが3日、わかった。
名古屋高速道路公社は、11日13:00から12日6:00まで、ETCシステム増強工事を行う。その間、工事に伴う機器停止により工事開始前から工事終了までの間、ETCの前払い割引サービスのWEB明細の更新が遅れる。
道路システム高度化推進機構(ORSE)が8月のETCセットアップ状況を発表した。それによると、月計は17万5882台、累計は357万3563台だった。累計中、27万4394台が再セットアップしていた。
日本でのITS世界会議の開催は2回目。前回は95年の横浜会議で、この翌年にVICSがサービス開始予定ということで、世界会議は格好のお披露目の場となった。それから9年経った名古屋会議ではVICSを超える新アイテムは登場するのか。