20日、アメリカGP走行中に高速クラッシュし、病院に搬送されたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。幸い腹部打撲だけで重傷には至らなかったが、全身の痛みが激しいことから次戦フランスGP出場は微妙。
全日本GT選手権(JGTC)第3戦が18日、19日の両日、マレーシアの首都クアラルンプール近郊のセパンサーキットで開催された。19日の決勝レースはトヨタ・スープラが1-2フィニッシュを飾った。
これまでの困難がやっと実を結び、ついにアメリカGPで表彰台に上ったB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。日本人F1ドライバーとして14年ぶりとなる快挙は、レースの最初から最後までプッシュしつづけて得た結果となった。
20日のアメリカGPで今シーズン8勝目を挙げたフェラーリのミハエル・シューマッハ。レース後の記者会見では笑顔も少なく、弟ラルフの心配を口にした。「僕が最も気になったのは、ラルフがあれだけ長い間マシンに座ったままだったこと」
アメリカGP走行中に大クラッシュし、メディカルカーで搬送されたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。幸い大事には至っていないことが、チーム関係者から明らかになった。
佐藤琢磨は残り12周で3位のトゥルーリ(ルノー)を追い抜き、そのままチェッカー。鈴木亜久里以来14年ぶりとなる日本人3位表彰台を達成。レースはシューマッハが優勝、バリケロが2位とフェラーリは連続1-2フィニッシュ。
1:バリケロ(フェラーリ)/2:M. シューマッハ(フェラーリ)/3:佐藤琢磨(B・A・R・ホンダ)/4:バトン(B・A・R・ホンダ)/5:モントーヤ(ウィリアムズ)/6:R. シューマッハ(ウィリアムズ)
F1モナコGP、ルマン24時間耐久と並び世界3大レースに数えられる「インディ500」の開催地としておなじみのインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。
フェラーリにおけるキーメンバーほとんどの契約が終了する2006年。F1界から引退することをほのめかしていたテクニカルディレクターのロス・ブラウンだが、最近は続行する意向も出てきたようだ。
ジョーダンのドライバーは、カナダGPでは代役として初出場したティモ・グロックが初ポイントを獲得したが、アメリカGPでは欠場していたジョルジオ・パンターノが復帰する。