昨年のモナコGPでポールシッターとなったウィリアムズのラルフ・シューマッハ。ところが初日のフリープラクティス1回目でBMWエンジンの載せ替えを行ったため、予選での10グリッド降格ペナルティを受けることは決定的。
木曜日に開幕したモナコGP。初日のフリープラクティスでは2度のセッションともシューマッハ(フェラーリ)が制したが、それに続く速さを見せたのがB・A・R・ホンダ。1回目のセッションでは佐藤琢磨が2位、2回目のセッションではテストドライバーのデビッドソンがフェラーリの間に入る2位。
フェラーリで、チームメイトのバリケロに対し、はっきりと上の立場にあるシューマッハ。他チームの多くのドライバーが平等の扱いを受けている中で、フェラーリのようなケースはどう映るのだろうか。
1年間のブランクを経て来季ウィリアムズからF1復帰が噂される元ワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブ。現役ベテラン・ドライバーのデイビッド・クルサードとオリビエ・パニスは、ビルヌーブ復帰の可能性を高く見ている。
苦闘が続いているドライバーの一人、マクラーレンのクルサード。最近のパドックの噂では、現ウィリアムズからマクラーレン入りが決定済みのモントーヤの後任にウェーバーが、空席となるジャガーのシートにクルサードが座るのでは、と見られている。
昨年は若手フェルナンド・アロンソにスポットライトを奪われ、影の薄かったルノーのヤルノ・トゥルーリ。スペインGPでは強烈なスタートを決め表彰台を獲得するなど、久々の活躍が目立った。
バーニー・エクレストンがフェラーリと契約を交わしたという噂が浮上している。この契約とはコンコルド協定終了後となる2007年以降のコマーシャル契約など。
今シーズン飛躍的な成長を遂げたドライバーの一人であるB・A・R・ホンダのジェンソン・バトン。その要因の一つが学習能力の高さであると、フェラーリのテクニカル・ディレクターのロス・ブラウンは評価する。
モナコへの最終調整として南仏にあるポールリカール・サーキットで合同テストを行った各チーム(11−14日)。低速で曲がりくねった形状がモナコによく似ているポールリカールを151ラップし、参加9ドライバー中トップタイムを記録したのがB・A・R・ホンダの佐藤琢磨。
F1界の新たな噂によると、ウィリアムズがラルフ・シューマッハをチームから追い出しにかかっているという。