何かと批判の多い現在の予選方式が7月シルバーストーンからにでも改められることが決定した。ニュルブルクリンクで会合を開いたチーム代表らは新予選方式に合意。6月30日のFIA世界モータースポーツ会議で了承され次第、新システムが運行される。
ヨーロッパGP表彰台は確実と思われた矢先の接触、そしてリタイアと残念な結果に終わった佐藤琢磨がレース後感想を語った。「エンジントラブルでレースを終えたことに、非常にがっかりしている」……
30日、世界最大級のモータースポーツイベント、インディ500(500マイル=800km)決勝が開催され、ホンダ「インディV8」エンジン搭載のバディ・ライス(レイホール・レターマン・レーシング)が優勝。
優勝は今季6勝目のミハエル・シューマッハ、2位にはルーベンス・バリケロが入り、フェラーリ今季4度目の1-2フィニッシュ。急逝したフィアット会長ウンベルト・アニエリ氏に追悼の意を表すためにシャンペン・ファイトは自粛された。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:バリケロ(フェラーリ)/3:バトン(B・A・R・ホンダ)/4:トゥルーリ(ルノー)/5:アロンソ(ルノー)/6:フィジケラ(ザウバー)/7:ウェーバー(ジャガー)/8:モントーヤ(ウィリアムズ)
F1ヨーロッパGP予選で29日、B・A・R・ホンダの佐藤琢磨がミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に次ぐ2番手タイムを記録し、日本人初となるフロントロウを獲得した。
ドイツで行われるもう一つのグランプリとなるヨーロッパGP。かつては全長22kmの怪物コースだったニュルブルクリンクも、幾度の改修を経て現在の姿に至った。
モナコGP中、トンネルで周回遅れのラルフ・シューマッハ(ウィリアムズ)と接触し、表彰台の望みが潰れたルノーのフェルナンド・アロンソ。
26日、WRCキプロスラリーについてFIA審査委員会は、プジョー「307WRC」に取り付けられていたウォーターポンプが規格外であるとして、マーカス・グロンホルム(暫定優勝)とハリ・ロバンペラ(同5位)を失格とした。セバスチァン・ローブ(シトロエン・クサラWRC)が繰り上げ優勝。
今シーズン、フェラーリの強さの秘密は燃料にあるという。フェラーリは特製の軽量燃料を開発しているため、最初のスティントでライバルチームよりも長く走れるというのだ。一説には他チームの8ラップ分に相当する燃料と同じ重量で10ラップ走行が可能とのこと。