ヨーロッパGP表彰台は確実と思われた矢先の接触、そしてリタイアと残念な結果に終わった佐藤琢磨がレース後感想を語った。
「エンジントラブルでレースを終えたことに、非常にがっかりしている。今日のマシンはとても強力で、スタートで失ったポジションをターン1で取り戻すことができた。レース全体を通して戦い続けることができた」
「最後のピットストップでニュータイヤを装着したとき、グリップが良かったのでルーベンスの乗るフェラーリに挑戦できると確信できた。チャンスがあると見てルーベンスをパスしようとしたけれど、不運にも接触してしまった」
「でも今日は力強いレースができたし、マシンのペースも良かったことは僕にとっていい結果となったと思う。今は次に目を向けているよ。シルバーストーンでいいテストが出来ると期待しているし、モントリオールとインディアナポリスのレースを楽しみにしている。」
また、レース後に琢磨のチャレンジを『アマチュア的行為』とルーベンス・バリケロが評したことについては、「それを聞いたときは笑ったよ。全く間違っている。僕は完璧にコントロールできていた」と反論した。