トヨタ『ウィッシュ』は発売前ながら、多彩なカスタム・バリエーションを揃えている。モデリスタからは5車種、トヨタ本体でも2車種を展示。モデリスタの「ストリートツアラー」では、「ビレットメッキグリルとさりげないエアロパーツでアメリカンスタイルを表現」と説明している。
日産新型『フェアレディZ』をサーキット走行用にチューンしたのがニスモの「R-tune」。まだ開発中でプロトタイプとしての発表だが、最終的にはエンジン出力を340馬力にまで持っていくという。280馬力の業界自主規制に関しては、コンプリートカーではなくあくまでチューニングとしての扱いになるので関係ないという。
今回のオートサロン出品車の中で最もゴージャスだったのが、アミューザモータースという会社が展示していた『VIPリムジン』と呼ばれるクルマ。フォード『ファルコン』をベースに「究極の贅沢」を追求したクルマだ。
スタイリングばかりが強調されがちなオートバックス・スポーツカー研究所ASL『我来也』(ガライヤ)だが、開発を担当した解良喜久雄さんに言わせると、実は日常のメンテンナンスのやりやすさをとことん追求したクルマらしい。
スバルブースの一番隅にやたらと迫力のある『インプレッサSTi』が置かれている。何となく違和感を感じ、よーく眺めてみると…。ん、天井が低い? 実はこのインプレッサ、ピラーをカットし、天井部分を100mm下げたチョップドルーフ仕様なのだ。
ランエボVIII=『ランサー・エボリューションVIII』が公開された。しかし日本仕様は今月下旬の発表予定のため、展示されたのは米国仕様。しかし日本仕様との大きな違いはないようだ。米国の燃料への最適化によって最高出力は275馬力となっている。
ついに正式予約が始まったマツダ『RX-8』だが、今回のオートサロン会場にはマツダスピードのパーツでドレスアップした2台が早くも展示されている。デトロイトショーではすでに公開されているが、日本で量産型のRX-8の展示は今回がもちろん初めて。
TASA(東京オートサロン・アソシエーション)は10日、千葉県美浜区の幕張メッセで「東京オートロサン2003 With NAPAC」を開幕した。開幕の特別公開日をあわせ、12日まで3日間のスケジュールで開催される。
日産はデトロイトショーで新型を2車種、2004年型『クエスト』ミニバンと2004年型『マキシマ』セダンを発表した。プレゼンテーションで中村史郎デザイン本部長は、これら新型車の“ニッサンネス”=日産らしさ、日産であること、を強調した。
コボホールで絶対見のがせない、そして実際にもっとも注目を集めていたのがダッジのスタンドだ。レーストラックを模したディスプレイにモータースポーツ車両を並べたのは気がきいている。まるでレースの一シーンを静止させたようだが、そのバンクを打ち砕き巨大なRAMトラックがさらに見る者の印象を強くする。