トヨタの“スイート”なコンセプトカーが『ファインS』。四輪駆動のFCHV=水素燃料電池ハイブリッド電気自動車だ。たなびく雲を連想させるスタイリングは、燃料電池自動車のデザインにおける自由度を示唆する。
トヨタが自社SUVの元祖ともいうべき「FJ」の名前を持ってきた。『FJクルーザー』コンセプトは、若年層をターゲットにした次世代SUV/ライトトラックのスタディ。キーデザイナーはキャルティ=カリフォルニア・スタジオのジン・キムで、25歳の若者。
ホンダの『スタジオE』は市販予定のない、完全なスタディモデル。昨年末に発売開始になった『エレメント』をベースに、後席を取り払ってDJブースに仕立てたもの。発売間もないエレメントのイメージ浸透を狙ったもの。
VW『ニュービートル』にコンバーチブルモデルが発表された。ルーフがオープンになった以外は特に大きな仕様の変更は無い。今月中に発売される。販売目標は「ハッピーではないすべての人をハッピーにするくらい」としか公表されていない。
マツダはLAショーで『RX-8』の「Xメン・カー」仕様を展示、映画『X2』との協力関係を正式に発表した。20世紀FOX『X2』はヒットしたSF映画『Xメン』の続編。ショー会場において、Xメン・カーは映画監督のブライアン・シンガーの手によって披露された。
アメリカ市場に2003年から初めて導入される三菱『ランサー・エボリューションVIII』。発売は2月下旬か3月上旬とのこと。ランエボVIIIは年内に4500台を販売する計画で、ショー会場での説明によると市場はもっとありそうだという。
トヨタが若者向けに立ち上げた新ブランド「サイオン」は、2日からのグレーター・ロサンゼルス・オートショーで、最初の量産モデル『xA』と『xB』を発表した。いずれも6月から、メーカー小売価格1万6000ドル=約190万以下で販売するという。
ホンダは、10日から千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2003with NAPACに、『モビリオ・スパイク』のアレンジ提案2台を参考出品すると発表した。
アメリカン・ホンダモーターは、デトロイトショーにてコンセプトモデル『スタジオE』を発表した。01年12月より販売開始した『エレメント』をベースに、都会の夜の生活と音楽をコンセプトとした。
三菱『ターマック・スパイダー』は、三菱自動車の描く高性能オープンスポーツの将来像を提示する。IT時代の若年層(ジェネレーションY)をターゲットに、スポーツカーに求められる極限まで高めた運動性能と、乗る人全てが楽しめる快適さを高次元でバランスしたという。