トヨタの若者向け新ブランド、サイオンは、すでに02年正月のデトロイトで『ccX』を、春のニューヨークで『bB』のUSバージョンである『bbX』を発表している。LAオートショーではbbXに加え、もう1台のラインナップが発表される予定。
フォードはプラットフォームを共有する2台の新型車の発表を予定。おそらくはファイブハンドレッドセダンと、そのワゴンタイプであるフリースタイルではないか、という予測。2004年始めから実際の生産が始まる。
『サンダーバード』のレトロデザインが人気を呼んだフォードでは、60年代をモチーフとした『マスタング』を05年モデルとして製作。まだコンセプトの段階だが、かなりの話題となりそうだ。
GMではキャデラックのV12スーパーセダン、ビュイック『センタイム』(6人乗り、3列シートのクロスオーバー)、シボレー『シェイン』(ダブルサンル−フ付きのローベッドトラック)、シボレー『SS』(『インパラ』をベースとしたセダン)などのコンセプトの展示も予定している。
03年1月のLA(ロサンゼルス)オートショーでは、20台以上のクルマがアメリカデビューを果たす。その中でも注目が集まりそうなクルマのプレビューレポート。
ボルボ・カーズ・ジャパンは、2003年1月12、13日にポートメッセ名古屋で開催される名古屋輸入車ショウに、日本初公開となる『XC90』、『V70R』、『S60R』を参考出品すると発表した。『C70カブリオレ』や『S80T-6TE』などのボルボ2003年モデルも出展する。
多目的車のコンセプトカー、ダッジ『マグナム』は、ステーションワゴン系のクロスオーバー。このクルマには当初「クロスロード」という名前も考えられたが、ハマー『H2』のフロントグリルを巡る裁判で因縁のあるクライスラー『クロスオーバー』と似ていることから、「マグナム」となった。
シボレーから初のクロスオーバー車が登場、名前は『エキノクス』。2005年モデルイヤーから(04年半ばに発売)実際の販売が予定されている。
三菱は『ランサー』の276HPバージョン「エボリューションVIII」を発表予定。おそらくは新型『ギャラン』、または『ランサ−スポーツバック』も同時に紹介されることになりそう。
キャデラックの2シータ−ロードスター、『XLR』は電動ハードトップ付き。「ノーススター」V8エンジン搭載だが、ロードスターの小型ボディに合わせた改良がほどこされている。ライバル、メルセデスベンツ『SL』の302HPを上回る350HPを発生。