ダイハツ『UFE-II』の特徴的なスタイリングは単にモーターショーでのウケ狙いで作ったのではない。環境問題、資源問題に対するダイハツ的スモールカーの回答であるがゆえ、究極の空力特性と軽量化に挑んでいる。スタイリングコンセプトはテクノ・フューチャーである。
『XL-C』はクオリティを追求したスタイリッシュ、エレガントなスモールセダンだという。ぱっと見、軽自動車よりもひとまわり大きく感じられるXL-Cはサイズ的に立派な軽自動車。これはクオリティを追求しているため細部にわたる処理のレベルがワンランク上のコンパクトカーを感じさせるようだ。だから「K」でなく「C」?
『E3コンセプト』は、デザインの最大のポイントがセンターピラーレスである。センターピラー……。前後独立のドアがある場合、ボディの剛性を高めたり、ドアの支柱であったりする柱の名称である。Bピラーともいう。最近、これを省くデザインが注目を集める。
ダイムラークライスラーは東京モーターショーでクライスラー部門のコンセプトカーとしてジープ『トレオ』を出品する。今回の東京ショーが世界初公開となる。
韓国の自動車メーカー、キア(起亜)モーターズが今回の東京モーターショーへ1997年以来、6年ぶりに出展をする。また現代(ヒュンダイ)自動車グループの傘下となってからは初めての出展。
BMWジャパンは、BMWクーペの伝統を継承し、進化させたニューBMW『6シリーズ』クーペ「645Ci」を東京モーターショーに出展するとともに、25日から予約注文を受け付けると発表した。デリバリーは2004年春頃の予定。
イタリアのフェラーリ社、マセラティ社は、第37回東京モーターショーで、フェラーリ及びマセラティブースでの出展車を発表した。
現代(ヒュンダイ)自動車は、東京モーターショーに新しいパッケージングとコンセプトのクロスオーバー・ユーティリティ・ビークル『NEOS-II』(ネオス・ツー)を世界で初めて公開する。
燃料電池のメリットを、環境面だけでなくパッケージングにも生かして形にしたコンセプトモデルが『ファインN』だ。キャビンをボディの全長ギリギリまで使うパッケージングは、一見の価値ある。
トヨタブースに並ぶハイブリッド駆動コンセプトカーの中で唯一、現実性を感じるモデルが『SU-HV1』。3.3リットルV6のガソリンエンジンと強力パワーを発生する電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを、『ハリアー』のボディに搭載している。