第39回東京モーターショーは、11月6日午後7時に閉幕した。クラッカーが弾け、蛍の光のメロディが鳴り響くなか、各社の展示ブースは、ショーで活躍したコンパニオンが横一線に勢ぞろいし、来場者を見送った。
三菱自動車デザイン本部デザイン部マネージャーの森昇さんは「三菱自動車は生活の道具は作らない」と宣言。『気持ちいい』とか『美しい』とか感動をユーザーに与えたい、と。
モーターショーも今日で最終日を迎え、疲れてしまった関係者も多いだろう。この幕張メッセには足ツボマッサージ店(滋和堂足ツボ幕張メッセ店)が中央エントランス近くにある。
東京モーターショーではクルマに関するシンポジウムがいくつか開催されていて、5日にはクルマの税金についてのシンポジウムが行われた。
BMWモトラッドがリリースするエンデューロレーサー『HP2』。ボクサーエンジンの低重心を活かしたオフロードボクサーだ。乾燥重量は175kgと想像よりずっと軽く仕上がっているが、シート高といい価格(241万5000円)といい、遠慮なく乗りこなせる人は限られる。が、それだけにプレミアムだとも言える。
GMのブース、シボレーからは『コルベット』が登場、出展されるのは2006年モデルの2車種。505馬力の7.0リットルV8エンジンを搭載する「Z06」は日本初登場で、来春より発売される予定。
トヨタは今回のSEMAショーに3台のニューモデル。アメリカでは初お目見えとなる『ヤリス』(日本名『ヴィッツ』)。ヨーロッパでは認知度があがったヤリスだが、アメリカでこのネーミングが使用されるのは初めて。
スナップオンのブース内で、面白い痕跡を発見。それは先頃、プロ野球日本シリーズで阪神タイガースを4タテし、日本一となった千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督のサインが2カ所に。
東京モーターショーのメルセデスベンツブース、市販車と同じように並べられて見過ごしてしまいそうだが、参考出品として2005年のジュネーブモーターショーで発表された『Bクラス』が展示されている。
パイプフレームのモデルカーを使用して最新技術を解りやすく展示していたのは、エフテックと城南製作所の共同ブース。絶妙なドライビング・ポジションを提供してくれるアイテムである。