第39回東京モーターショーのマツダブースは、にぎやかなものになりそうだ。2001年の第35回ショーで掲げたコーポレートテーマ「Zoom-Zoom」は今回も健在だ。具体的な展示テーマは「Zoom-Zoom商品ラインナップの完成」、「次世代を示唆するコンセプトカー」、「環境への取り組み」、の3つに大別される。
アウディジャパンは東京モーターショーにおけるアウディスタンドにおける展示の概要について発表た。世界初公開のコンセプトカー、世界初公開の市販モデル、それぞれ1台を用意しているが、詳細は開幕まで伏せられている。
ゼネラルモーターズ(GM)は第39回東京モーターショーに、現行のGMブランド17車種と新型燃料電池自動車のコンセプトモデルを出展する。このうちの6車種が、日本市場初デビューとなる。
ホンダの『FCX CONCEPT』は、低重心&フルキャビンのセダンフォルムとし、従来の燃料電池車の想像を超える走りを実現したというコンセプトカー。従来の燃料電池車にはなかった低床プラットフォームを開発することによって実現するという。
ホンダの『W.O.W CONCEPT』は、犬を乗せられるクルマのコンセプトモデル。ただ、犬を運ぶだけでなく、ペットを家族の大切なパートナーと考え、犬を含めた新しいファミリーの生活をもっと楽しく、幸せなものにしていくというコンセプトに基づいている。
ホンダの『SPORTS 4 CONCEPT』は“次世代スポーツ”としてホンダが提案するコンセプトカー。『アコード』クラスのボディにSH-4WDを搭載し、4座独立のバケットシートを装備、それによってドライバーだけでなく4名すべてがスポーツを堪能できるとしている。
三菱自動車の参考出品車『i』(アイ)は、2006年早々に発売が予定されている新型軽自動車の予告モデル。ショー向けのデコレーションは最小限で、車名もそのまま。軽の新世代モデルに関心のあるユーザーにとっては、大いに興味をそそられるモデルだろう。
三菱自動車は今年9月に四国EV(電気自動車)ラリーフェスティバルに参加、4位のリザルトを残した『ランサーエボリューションMIEV』を、東京モーターショーに出品する。まさにスポーツEVの未来形だ。
思い切った角形ボディ、大径ホイールなどが目を引くミニバンのコンセプトモデル、三菱『Concept・D:5』。車名の由来は同社のワンボックスワゴン『デリカ』の5世代目モデル。コンセプトは“新4WDモノボックス”。
スバルの軽1ボックスミニバン『サンバーディアス』のマイナーチェンジ予告モデルが出展される。コンセプトは“より乗用車らしく”。貨物業界から高い評価を受けている圧倒的な耐久性の高さはそのままに、エンドユーザー向けモデルらしい上質感を持たせるのが狙いだ。