三菱自動車は今年9月に四国EV(電気自動車)ラリーフェスティバルに参加、4位のリザルトを残した『ランサーエボリューションMIEV』を、東京モーターショーに出品する。まさにスポーツEVの未来形だ。
各ホイールに最高出力50kw(68ps)を発生する電気モーターを装備し、最高出力は合計200kw(約270ps)。最高速度は180km/hに達し、0-100km/h加速を8秒以下でこなす。
冷却の必要性がエンジン車より低いことから、ボンネットの冷却用エアインテークは廃止、フロント開口部も大幅に縮小され、ノーマルの『ランエボ』に比べるとクールな印象。が、足元を見ると一転、235/30ZR20という極太、大径タイヤがWRCマシンのごとき迫力を演出しており、エボリューションの血脈を色濃く受け継いでいることがわかる。
走りにこだわるユーザーにとっても、EVは見逃せないテクノロジーになってきた。