今回の東京モーターショーに来ると、場内スタッフのジャンパーなど、会場のいたるところに「BRIDGESTONE」のロゴを発見することができるはずだ。
東京モーターショー・プレスブリーフィングで、BMW AG社長パンケ氏は、「みなさまへの4つのメッセージとして、次のクルマたちを紹介します」と話しながら、『130i』『3シリーズ・ツーリング』『Z4クーペ』『コンセプトX3エフィシェント・ダイナミクス』の4車をアナウンスした。
電動バリオルーフによるオープンボディを軽自動車サイズで実現したダイハツ『コペン』をベースに、排気量を大幅に拡大した参考出品車『コペンZZ』。ZZという文字に、未知数の魅力と走りの実現という思いが込められているという。
トライアンフは「日本で最も成長しているインポートブランド」(グローバル戦略を担当するトゥー・マントーニ氏)という。種明かしをすると「来年、日本での販売が初めて1000台に達する」(同)という母数の小ささにあるが、日本でもファンが確実に増えていることも確かだ。
レクサス『GS450h』は450となっているが、実際には3.5リットルのV6エンジンにハイブリッドシステムを組み合わせている。これはハイブリッドシステムを搭載することで、4.5リットルのV8並のパフォーマンスを発揮することから由来している。その上で、燃費は2.0リットル車並を実現しているという。
アルパインの東京モーターショー・ブース「サウンドソリューションゾーン」では、『iPod』コントロールが可能なヘッドユニットのラインナップを展示。
台湾のスクーターメーカー、キムコはプレスブリーフィング(19日)で会社概要を中心に説明。ブースには500ccスクーター『XCITING500』をはじめ、セニアカーやATVなどを展示していた。
ホンダの福井威夫社長はホンダブースで、『スポーツ4コンセプト』など今回出品したコンセプト3モデルについて「いすれも近い将来をにらんだもの」と述べ、ホンダの近未来の商品の方向を示すと解説した。
メルセデスベンツ・カーグループを統括するディーター・ツェッチェ氏(06年1月にはダイムラー・クライスラーのNo.1に就任予定)は、プレスブリーフィングで、「日本にも我々の高性能ディーゼルエンジンを導入していきたい」とアピールした。
GMのプレスブリーフィングはグループ各社共同の発表となった、純粋なコンセプトカーの燃料電池車GM『シークエル』の他は、近日登場予定の車が主体の展示となっている。