アメリカのモータートレンドを占うSEMAショーがラスベガスで開幕した。日系自動車メーカーとして初めて「ビークル・マニュファクチャラー・オブ・ザ・ショー」となったホンダは、会場内に50台以上のホンダ、アキュラのモデルを配置。
フィアットのジャパンプレミアムは『グランデプント』。Bセグメントの『プント』後継だが、全長×全幅×全高(4030×1687×1490mm)と一回り大きくなってBとCとの中間サイズへ。ジウジアーロがデザイン。日本には2006年登場、価格はプントから若干上がりそうだ。ヨーロッパでは、プントとの併売になっている。
芸術の秋たけなわ。東京モーターショー会場の「こども広場」(北ホール2階)では期間中「幼児くるま絵画展」が開かれており、たくさんの園児が描いたアイデア溢れる“未来カー”の作品を鑑賞するのも楽しい。
トヨタからは登場間もない『ラクティス』にも「おでかけ、らくらくラクティス」をキャッチコピーに福祉車両のウェルキャブシリーズが登場。
来春日本国内でも発売予定の、ルノー『ルーテシア』(本国名『クリオ』)。そのルーテシアをベースにした「ルーテシア・ルノースポール・コンセプト」が参考出品された。
イベントホールで行われている『東京モーターショーの50年を振り返る特別展示』が面白い。1954年の第1回から連綿とモーターショーの歴史が紹介されているが、それとともに、時代を象徴する歴史的モデルの実車が豊富に展示されているのだ。
千葉市の幕張メッセで開催中の第39回東京モーターショーは、11月2日の入場者が午後3時現在で7万2500人に達し、開幕からの総入場者数が100万人を突破した。
先月日本国内発売したばかりのルノー『グランセニック』も、東京モーターショー・ルノーブースにお目見え。全長×全幅×全高は4495×1810×1635mmの7人乗り3列シートのミニバンだ。
ホンダの米国子会社アメリカン・ホンダモーターは、ラスベガスで開催されているSEMAトレードショーに、『スポーツ・コンセプト・シビックSi』、『ストリート・スポーツ・コンセプト・リッジライン』、アキュラ『TSX A-SPECコンセプト』などのコンセプトカーを公開した。
フォードのジャパンプレミアムの1台は、『フォーカスC-MAX』。C-MAXとは、“Maximum Comfort”“Maximum Confidence”“Maximum Control”の3つのMuximum“C”を体現したクルマ。全長×全幅×全高は4330×1825×1580mm。あえて5人乗りにすることで、動力性能と快適性を追求したMFV(ミッドサイズ・モダン・ファミリー・ビークル)だ。