レーシングドライバーのスティーブ・サリーン氏のブランド「SALEEN」が、東京モーターショー・カロッツェリアコーナーに出展した。フォード『マスタング』ベースの『S281』シリーズや『S7 TWIN TURBO』などを国内に導入するという。
ペ・ヨンジュンのCMが流れていることでおなじみのヒュンダイ『ソナタ』だが、ヒュンダイのブースでは関連したものが展示されている。センターパッドの部分にペ・ヨンジュンのサインがなされているステアリングだ。
トヨタ『FSC』は、セダンとミニバンのクロスオーバー領域を狙ったコンセプトカーだ。ボディ形状はミニバンだが、室内空間はセダンのごとく、大人4人の快適性を最優先するべくデザインされている。
『i-swing』とならび、トヨタブースにおけるパフォーマーとして観客を沸かせていたのが、燃料電池ハイブリッドカー『FINE-X』(ファインX)だ。
ダイハツが軽自動車の燃費の限界に挑むべく開発した実験車的コンセプトカ『UFEIII。』2001年の初代『UFE』から数えて3代目のモデルとなるが、燃費はついに10・15モード相当で72km/リットルに到達。Ultra Fuel Economy(超低燃費)を車名に冠するだけの実力を見せつける。
欧州でさっそうとデビューを果たした3代目トヨタ『RAV4』が、『RAV4コンセプト』として東京モーターショーにお目見えする。ショーモデルは右ハンドル化されており、日本登場間近であることをうかがわせる。
ハーレーダビッドソンブースでは、日本法人社長の奥井俊史氏が挨拶。高速道路の2人乗り解禁に触れ「今ひとつ、具体的な楽しみの表現に欠けている」と述べ、タンデム専門のツーリングなど、さまざまなプロモーションを検討していることを明らかにした。
レクサス『GS450h』は、すでに世界のモーターショーに出品され、各地で賛辞を浴びたモデル。今モーターショーへの出品は、故国日本への凱旋を果たすという意味合いが強い。世界企業となったトヨタだが、技術開発の最大の柱はやはり日本なのである。
第39回東京モーターショーは、本日(19日)のプレスデーをもって事実上の幕開けとなった。1954年の初開催以来、50周年の区切りを迎える今回のショーテーマは“Driving Tomorrow!” from Tokyo みんながココロに描いてる、くるまのすべてに新提案」。
東京モーターショー・ブリヂストンブースでは、『POTENZA RE050』を装着したジウジアーロ50周年記念コンセプトカーのイタルデザイン・ジウジアーロ/フェラーリ『GG50』が華麗な姿を披露。F1を中心に培った、「フェラーリといえばブリヂストン」のイメージもまた、健在である。