『タント』の開発に携わった社内モニターの池野典子さんは、年齢30代前半で7歳と5歳の2児の母。育ち盛りの子を抱えるアクティブキッズファミリーで、開発初期段階の2002年の3月からモニターとして参加したという。
『タント』を開発するにあたって、ダイハツの開発陣は快適性の確保にきわめて大きな努力を払っている。その努力の最大の賜物はシートだろう。試作シートを装着したモデルで大阪と山口の間を幾度となく走り、シートチューンを行ったという。
27日、『タント』発表会のプレゼンテーションでは、製品企画部の薗田孝主査と共に、新型車開発に協力した社内女性モニターの代表として、2児の母でもあるデザイン部の池野典子さんがマイクを握った。
ダイハツ『タント』のシートアレンジの多彩さは、軽自動車の常識を大きく超えている。リアシートは実に260mmものスライド量を持つ可動式シート。5:5分割可倒式で、左右別々に折りたたみ、リクライニング量、シートスライド量が調節できる。
ハイルーフとロングホイールベースが生み出すダイハツ『タント』の室内空間は、軽ミニバンのなかでも最大級だ。室内長は実に2000mmに達する。
BMWジャパンは、水平対向2気筒エンジンを搭載したBMWクルーザー・シリーズに5つ目のモデルとしてニューモデル『R1200C Montauk(モントーク)』を追加して12月15日から発売する。
『タント』のエンジンはダイハツの新世代660ccユニット、「TOPAZ」系列。可変バルブタイミング機構付きDOHC直列3気筒自然吸気のEF-VE型と、DOHC直列3気筒ターボのEF-DETの2機種がラインナップされる。
トヨタグループの中核で工作機械メーカーである豊田工機の湯野川孝夫社長が宿泊先のホテルの部屋で遺体となって発見された。同社が発表したもので、きょうの各紙が社会面に訃報記事を掲載している。
『タント』のエクステリアは、軽自動車としてはかなり個性的だ。1725mmというハイルーフを生かし、ウェストラインを中心としたボディの上下分割比をほぼ1:1としており、広大な室内空間を視覚的にもアピールしている。
『タント』の最大のセールスポイントは、軽自動車ながら、小家族ならファーストカーとしても充分に使えるほどの豊かなスペースユーティリティだ。