【新聞ウォッチ】豊田工機社長、出張先の都内ホテルで急逝

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年11月28日付

●ダイハツが「タント」発売(読売・10面)

●想定為替レート、円高で修正、企業に打撃(読売・13面)

●高速道建設、国交省が3案提示へ(朝日・1面)

●日産ディーゼル、第三者割り当て1060億円増資(朝日・13面)

●豊田工機社長、出張先で死亡(朝日・39面)

●軽のシェア争い激化、ダイハツ猛追、スズキ(毎日・11面)

●豊田合成が2億円所得隠し(毎日・30面)

●豊田工機社長、大西会長が兼務(日経・15面)

●いすゞ、マツダがリコール(日経・42面)

ひとくちコメント

トヨタグループの中核で工作機械メーカーである豊田工機の湯野川孝夫社長が宿泊先のホテルの部屋で遺体となって発見された。同社が発表したもので、きょうの各紙が社会面に訃報記事を掲載している。

それによると、湯野川社長は26日から東京に出張したが、27日朝、宿泊先していた都内のホテルの部屋で死亡していたという。64歳だった。警察で死因を調査中だが、同社は「警察からは病死と聞いている」としている。

湯野川社長はトヨタ自動車取締役から豊田工機に転出、常務、副社長を経て2000年6月から社長をつとめていた。同社は湯野川社長の死去を受けて、大西匡会長が同日付で社長を兼務することを発表した。

先月末は、三菱自動車の園部孝会長が62歳で亡くなっており、自動車関連の現職トップの急死が相次いでいる。きょうは園部さんの「お別れの会」が三菱自動車本社で行われる。

《福田俊之》

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