F1シーンで快進撃をつづけるフェラーリは、その技術をつぎ込んだV8ロードカー、『F430』をパリモーターショー(9月23日−10月10日)で発表した。8気筒ベルリネッタは新たな世代に進化した、とフェラーリ。
オペルは、10月10日まで開催中のパリモーターショーで3ドア『アストラGTC』を発表した。2005年春に発売予定で、オプションとして、Bピラーに達するフロントグラス「パノラマ・ウィンドシールド」モデルも提供される。
『マツダ6MPS』の開発テーマは「ソフィスケーテッド&ハイパフォーマンス」。これは2年前のパリサロンで「マツダ6MPSコンセプト」を発表したブース前社長が表現した言葉そのものだ。
「スタイリッシュ&クリーン」のコンセプトでデザインされた『マツダ5』(日本では『プレマシー』後継)のエクステリアは、大きく分けて「ベーシック」と「スタイリッシュ」2タイプが用意された。
10月10日まで開催中のパリモーターショーでは、プジョーがコンパクトカー『1007』を展示、一部のモデルで採用されている5速のコントロールド・マニュアル・2トロニックス・ギアボックス(Controled Manual 2 Tronics Gearbox)が、来場者の注目を集めていた。
今回の日本仕様では、タイヤサイズの変更やサスそのもののチューニング変更がされ、しっとり感が出ている。なんだか混乱するが、ヨーロッパ車的な味付けで、ヒタッとした懐の深さが印象的だった。これなら日本の道でも不安はなし。
マツダは、軽自動車の『キャロル』をフルモデルチェンジして27日から発売した。スズキからのOEM(相手先ブランドによる生産)調達で、ベースの『アルト』がフルモデルチェンジしたため、今回キャロルも全面改良した。
トヨタ自動車は、『エスティマ』を一部改良するとともに、特別仕様車を設定して27日から発売した。一部改良では、2.4リットル車の排出ガスをクリーン化して、国土交通省の2005年基準排出ガス規制75%低減レベルを達成、環境性能を高めた。
今回のパリサロンでワールドデビューした次期スズキ『スイフト』は、前回、2002年パリサロンで発表された『コンセプトS』の量産モデル。サイズアップ傾向にある次世代「Aセグメント」の位置づけだ。
三菱自動車は、来2005年1月のデトロイトモーターショー/デトロイトオートショーで『レイダー』ピックアップと共に2006年モデル新型『エクリプス』を発表する。05年夏には販売が始まる予定だという。