試乗記 国産車ニュース記事一覧(415 ページ目)
【インプレ'04】両角岳彦 日産『ムラーノ』 カタチだけでなくクルマの本質を見せてほしい
スタイリングは意思決定の転換がすぐに現れるが、自動車全体の作り込み、走りの仕上げは一朝一夕には良化しない、というゴーン体制下の日産商品の弱点がそのまま現れている製品。
【インプレ'04】両角岳彦 ヒュンダイ『JM』 オリジナルの解釈をカタチにすべき
アメリカで売りたいライト&ソフトSUVを、マーケティングデータを彼ら流に解釈して作っただけ、という印象。
【インプレ'04】両角岳彦 アウディ『A6』 正常進化の度合い高いインテリア
室内に収まると、人を包み込む空間の構築、インテリアの質感表現とも、先代を基本に細部を煮詰めたことが伝わる。
【インプレ'04】両角岳彦 BMW『1シリーズ』 過剰エンジニアリングが定石だと思われる形跡アリ
骨格と足まわりは全面新開発だが、ダブルジョイント・ロワアームは摩擦過大と転舵軸のずれが、舵のすっきりした感触を失わせ、リアのマルチリンクは細かな横揺れ、進路乱れを生み、旋回の中では踏ん張りが微妙に不足。
【インプレ'04】両角岳彦 トヨタ『ポルテ』 クルマとしての基本構築をはずした一台
自動車というものを深く理解していない、実態は素人でしかない企画者が、机上とスタジオであれこれ「便利そう」を積み上げた素案。それをそのまま製品にしてしまったのが最大の問題。
【インプレ'04】両角岳彦 ダイハツ『ムーヴラテ』 居心地のよさを狙った日常生活車
ソフトなキャラクターを演出。しかしムーヴそのままの空間は軽・背高ワゴンの本流。
【インプレ'04】両角岳彦 スズキ『アルト』 売れ筋グルマゆえのお手本がほしい
床に近くペタンと座ると頭上20cm以上も空間が残る…など「小さな外形の中にじゅうぶんな居住空間」を真摯に追求した形跡皆無。「天井が(無駄に)高い軽が売れているから」だけの商品企画。
【インプレ'04】両角岳彦 フィアット『パンダ』 小さくても大人をきちんと座らせる空間構築はマル
典型的なラテン系ベーシックカー。すなわち「論理的に構築されたパッケージングと、適度に心地よい内装と、リズムのよい走りを持つ」こと。
【インプレ'04】国沢光宏 日産『ムラーノ』 性能を引き出すほどに楽しくなるSUV
売れ筋になると思われる2.5リッター4気筒搭載モデルが期待していたよりよかった。何よりパワー的に不満ない。大柄なボディなれど、軽いせいだろう。当然3.5リッターV6仕様なら必要にしてじゅうぶんなパワーを持つ。
【インプレ'04】国沢光宏 ヒュンダイ『JM』 韓流四天王のような引きつけられる個性を
レンタカーを借りたら『JM』が出てきた、としよう。最初は「あらら」と不安を感じつつ乗り始めると、返すころにゃ「けっこういいクルマだったね!」。ただ自分のクルマとして買うかとなれば「そこまでの魅力はないかもしれません」という微妙なポジションだと思った。
