トヨタ・モーター・ヨーロッパ(TME)は、2025年1~9月の新車販売の結果を発表した。トヨタとレクサスを合わせて、過去最高となる93万0452台を販売し、前年同期比2%の増加を記録した。
トヨタとレクサスの両ブランドがこの期間中に記録的な売上を達成し、トヨタは欧州で第2位の販売ブランドとしての地位を維持した。
電動車の販売は前年同期比5%増加し、全体の販売構成比の77%を占めた。ハイブリッド車が引き続き主要な販売牽引役となる一方、バッテリー電気自動車(BEV)の販売は41%増、プラグインハイブリッド車(PHEV)は209%増と大幅な成長を見せた。
トヨタブランドは1月から9月の間に86万5401台を販売し、欧州第2位の販売ブランドの地位を維持した。『ヤリス・クロス』はBセグメントSUV部門で11%のシェアを獲得し、最も売れた車となった。
ブランドの主力車種には、『ヤリス』シリーズ、『カローラ』シリーズ、『C-HR』、『RAV4』、『アイゴX』が含まれる。TMEの電動車販売構成比は現在76%に達し、販売台数は前年同期比5%増加した。
BEVの販売は前年同期比46%増の3万9098台、PHEVの販売は前年同期比292%増の6万7691台となり、新型C-HRのプラグインハイブリッドの強い需要が成長を加速させた。
トヨタ・プロフェッショナル(商用車)は最初の9か月間で11万7410台を販売し、前年同期比21%の増加で成長を続けた。『ハイラックス』の強い需要により前年同期比20%増の3万6652台を販売した。
レクサスは6万5051台の記録的な販売を達成し、前年同期比2%増となった。電動車モデルの販売は前年同期比7%増加した。レクサスは西欧で100%、地域全体で94%の電動車販売構成比を達成している。







