今年12月にまずは日欧米で発売される日産の電気自動車、『リーフ』のプロトタイプにちょい乗りした。エクステリアや5人乗りのインテリアは“This is EV”とは言うには無難すぎるデザインだ。
アイサイト以外に何が大きく変わったというわけではない。ストロークを大切にしたサスペンションコントロール、がっちりとしたボディー剛性はスバルらしいこだわりの仕上がりを感じる。
手前までカーブしたワイドなフロントウィンドウにより低くなったドライビングポジションでも視界がとても良い。
『パッソ』はクルマそのものを評価する前に、平然と約束を破った点で評価できないクルマだ。2007年7月に、今後全乗用車に標準装備すると宣言したSRSサイド&カーテンエアバッグを、今回のパッソでは全車オプション設定に後退させてしまったからだ。
スズキが単にガタピシ走る軽自動車メーカーだと思っていたら大間違いだ。いまやその質感は驚くほどの進化をみせる。そもそも安いだけのクルマを作るなら、VWが「組もう」と言ってくるはずがないではないか。
いつの頃からか流行りだした「クールビューティ」という言葉が、30年目の『アルト』にはピッタリだ。
初対面で視線を惹きつけ、「運転してみたいな」と思わせるスタイリング。それを実現してくれたことがまず、『CR-Z』最大の美点だと思う。
日産『スカイライン』セダンは1月のマイナーチェンジで顔が少し変わったほか、2.5リットルエンジンの搭載車に7速ATが組み合わされた。これによってエコカー減税に適合している。
近頃、ホンダは5ナンバーサイズのクルマが魅力的だ。『フィット』『インサイト』『フリード』に『ストリーム』、そして新型『ステップワゴン』。
新型『RVR』のフロントは逆スラントノーズに台形グリル。『ギャラン・フォルティス』や『ランエボX』でお馴染みのこれを、三菱は「ジェットファイターグリル」と呼ぶ。