相鉄グループの相鉄バスは、国産EVバス3両を導入し、11月10日から運行を開始すると発表した。
本取り組みは、相鉄グループが掲げる環境方針および環境ビジョンに基づき実施するもので、CO2排出量を削減し脱炭素社会の実現を目的としている。
導入するEVバスの外観デザインは、電気をイメージしたロゴなどを取り入れるとともに、相模鉄道の鉄道車両で採用されているヨコハマネイビーブルーを参考にした色合いを用いている。車内は後方まで段差のないフルフラットフロアで、より安全で快適な空間を実現した。また、モーター駆動ならではの静かな走りも特徴のひとつで、乗車されるお客様や沿線地域の皆様に優しいバスとなっている。
来年度(2026年度)は乗合自動車運行開始から100年になることを踏まえ、EVバス以外の車両を含め、新カラーによる車両更新を進め、統一感の醸成と相鉄グループのさらなるイメージアップを実現していく。
EVバスの導入営業所は相鉄バス旭営業所で、導入車両数は3両。メーカーはいすゞ自動車で、車名は『エルガEV』。車両全長は10545mm、車両全幅は2485mm、乗車定員は70人、総電力量は245.3kWh、床仕様はフルフラットフロア(フルノンステップ)となっている。
EVバスの導入に合わせて、旭営業所に充電設備を設置する。
相鉄バスでは、今後も相鉄グループの環境方針および環境ビジョンの実現に向けて尽力するとともに、安全・安心で持続可能な社会の実現のため、事業活動に伴う環境負荷の低減に向けたさまざま施策を推進していく。



