日産自動車は15日、日産車が関わる交通事故の死亡・重傷者数について当面、1995年にくらべ半減させることを目標に安全技術の採用車種の拡大を進めると発表した。
日産自動車は15日に開催した「日産安全ミーティング」で、歩行者障害軽減ボディを2003年度に発売する新型車から全面的に導入していくことを明らかにした。
日産自動車は15日、自動車の追突事故などの際に頻発する鞭打ち症の防止に効果のあるアクティブヘッドレストを、2004年度までにすべての乗用車とRV車に標準設定すると発表した。
GMは、ハイブリッドシステムを搭載した商業用バス2台がオレゴン州ポートランドに導入されたと発表した。これで、ハイブリッドバスは、カリフォルニア州オレンジ郡に導入した2台と合わせて4台となる。
日本自動車タイヤ協会は、4月8日の「タイヤの日」に実施した街頭タイヤ点検の結果を公表した。乗用車系・貨物車系合計で816台を調べたところ、29.0%の車で不良が見つかった。
東京都は中央卸売市場でCNG(圧縮天然ガス)を使った小型運搬車の走行実験を行う。排ガスの少ない天然ガス車への切り替えを検討する。
自動車リサイクル法が12日に閣議決定され国会に提出される。今国会中に成立すれば猶予期間を経て2004年にも施行される見通しだ。
アメリカではエアバッグ膨張の衝撃で子どもなどが死亡する事故が相次ぎ、エアバッグの膨張速度を遅くする、助手席エアバッグに膨張防止のスイッチを取り付ける、各種センサーにより助手席エアバッグを調節する、など様々な手段が取られてきた。
環境省は、自動車リサイクル法の施行をにらみ、ユーザーに法制度やリサイクル料金の還付措置ができる場合などのPRに乗り出す。廃車にすると、自動車重量税が月割りで還付されるほか、国内でリサイクル処理を行わずに輸出される場合にはリサイクル料金も還付される。
第1四半期で大幅な減益を計上したGMで、ボブ・ラッツ(ルッツ)氏指揮の元、なんとも大胆なコストカットが検討されているという。それはGM車両にスタンダード装備だった安全性能を一部オプション化する、というもの。