三菱自動車工業は22日、国内の全製作所で廃棄物の埋め立て処分量ゼロを達成したと発表した。三菱は昨年の3月末に名古屋製作所と京都製作所で埋め立て量のゼロ化しているが、今年3月末までに新たに水島製作所と川崎製作所でもゼロ化を達成した。
日本損害保険協会は、6月と7月の2カ月間、「リサイクル部品活用キャンペーン」と「部品補修キャンペーン」を実施すると発表した。建前は「環境保護の観点から中古部品を積極的に使ってもらう」ことだが、保険金の支払い抑制を狙うことが本音だろう。
『グランビア/グランドハイエース』の後継となる『アルファード』だが、ディーゼルエンジン搭載が見送られたため、『エスティマ』のFFシャシーをベースとすることになった。搭載されるエンジンも、エスティマと同様3.0リットルV6と2.4リットル直4というラインナップ。
新型『エルグランド』に用意されるエンジンは、先代エルグランドや『スカイライン350GT-8』に搭載されたV6「VQ35DE」。「排ガス対応のために、主に触媒まわりが変更になっていますが、中身は同じものです」と語るのは、設計を担当した日産車体株式会社車両開発部の小森啓行・主担。
いすゞ自動車は20日、酸化触媒コンバータ内蔵サイレンサ『PMキャタコンバータ』を開発した。PMに含まれるHC(炭化水素)を主とした未燃焼物質を酸化触媒の作用で、二酸化炭素(CO2)と水に変換して排ガス中のPMを低減する装置。
イギリスの貴金属加工メーカーのジョンソン・マッセイの日本法人、ジョンソン・マッセイ・ジャパン・インクは17日、ディーゼル排ガス浄化用技術で日本の特許を取得したと発表した。
京都市を中心に活動する環境NPO(民間非営利団体)の「環境共生都市推進協会」は17日、ドイツから輸入した自転車タクシーの運行を開始した。ベルリンなどではポピュラーな乗り物となっているが、日本での運行はこれが初めて。
アメリカではミニバン、SUV、ピックアップ、バンなどはすべて「ライトトラック」に分類される。しかしその定義はまちまちで、メーカーによってもトラックと乗用車の基準は微妙に違う。その曖昧さを利用してメーカーが燃費規制を切り抜けている一面もある。
燃料電池自動車に取り組む米GMは、世界初のガソリン改質型燃料電池自動車の試走に成功した。これにより、一般の運用の可能性が高まってきた。
ホンダは15日、イギリスのエンジン専門誌が主催する「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2002」で全12部門中、4部門をホンダ製エンジンが受賞したと発表した。