アメリカ保険会社機構(IIHS)が行ったミッドサイズセダンのバンパーテストによると、テスト車9台のうち5台が平均以下の安全度で、ミッドサイズセダン全般でバンパーデザインはあまりよく作られていない、という結論が出された。
行われたのは5マイル/h(約8km/h)でのバンパー衝突テストだが、9台中かろうじて合格ラインに達したのは、レクサスES300とトヨタカムリの2台のみ。衝突後のダメージは最小限だった。
続く日産アルティマ、アキュラTLはダメージがレクサスなどより多少大きく、ジャガーXタイプ、サーブ9-5、レクサスIS300、ボルボS60、現代(ヒュンダイ)XG350はすべてIIHSが定義する「大きすぎるダメージ」と判定された。中でも最もダメージが大きかったのはジャガーXタイプで、修理費用の概算は1700ドル(約21万円)だった。