富士経済がまとめた「2002電池関連市場実態総調査」によると、燃料電池自動車(FCEV)は社会基盤や周辺技術の整備に時間を要するため、一般に普及するは2010年頃であるとした。
BMWジャパンは、使用済み車の認定解体工場に埼玉県熊谷市のリサイクル部品会社、ユーパーツを指定したと発表した。
8度ものリコールを行ったフォード『フォーカス』に、NHTSAの調査の手が伸びそうだ。新たにNHTSAに対し、「エンジンが急に動かなくなった」との苦情が72件寄せられ、「車の欠陥が原因と思われる」事故が7件報告されたためだ。NHTSAでは、これらの調査次第では、2000年から2001年モデルのフォーカス57万5000台がリコール対象になることもあり得る、としている。
三菱自動車は7日、国内初のシリーズ式電気ハイブリッド(HEV)大型路線バス『エアロスターノンステップHEV』」の運行を開始すると発表した。サッカーワールドカップ静岡大会会場へのシャトルバスとして運行する。
アメリカのNHTSAでは2003年からより厳しいタイヤ規制を行い、独自のテストで合格・不合格を振り分ける、と発表した。NHTSAによるとこのテストは既存のタイヤの3分の1は不合格になる、というものだということだが、これに対しタイヤメーカー、自動車メーカーから反対の声が上がっている。
三菱自動車工業は、2002年度から5年間を目安にした中期環境行動計画「環境サステナビリティプラン」を発表した。“サステナビリティ”とは持続可能性の意味。環境マネジメントなど合計28項目の具体的目標を掲げ、まずは実施内容を検討するという。
国土交通省は5日、PM(粒子状物質)排出量の少ないディーゼルトラックなどに対する認定制度を年内に創設すると発表した。2003年(平成15年)規制より75%低減、85%低減の2基準を設け、「超低PM排出ディーゼル車」などのステッカーを貼る。
警視庁は5日、立川市内の駐車場で16歳少年2人が襲撃され、このうち1人が死亡した事件で、15歳の少年1人を傷害致死容疑で逮捕したことを明らかにした。この事件は先月31日、ミニバイクを無免許運転して14歳の女子中学生が死亡する事件に端を発したもの。
ダイハツ工業は5日、みかんの皮から抽出した天然油、リモネンを使った自動車用天井材のリサイクル技術を開発したと発表した。リモネンを使って発砲スチロールをリサイクルしているソニーの技術支援を受け年内にスタートする。
日本自動車工業会は4日、地球温暖化防止京都議定書に批准することを、政府が同日閣議決定したのを受け、これを歓迎するコメントを発表した。このなかで自工会は、自動車の燃費性能だけでなく渋滞解消など交通流対策も重視すべきであると訴えている。