トヨタ自動車は27日、衝突不可避を事前に判断し衝突の際の乗員被害を軽減する新安全技術「プリクラッシュセーフティ」を開発し来年発売の新型車に搭載すると発表した。
自動車メーカーは人体ダミーを使って様々なサイズの人間への事故の影響を調べているが、今日まで明らかになっていないのは妊娠中の女性とその胎児への事故の影響。
三菱自動車工業は、18日に発表した小型トラックの新型『キャンター』と新型『キャンターガッツ』のニュース資料に誤りがあったと発表した。
アメリカのNHTSA(道路交通安全局)は最新のNCAP=ニューカーアセスメントプログラムで、マツダ『MPV』に4つのカテゴリーで5つ星★★★★★を献上。これはほぼ満点の成績で、NHTSAが与えうる最高のランク。
ユーロNCAP(European New Car Assessment Programme)は25日、ヨーロッパ域内で販売している2002年モデルを使った前面オフセット衝突、側面衝突、対歩行者前面衝突実験のデータを公表した。今回はじめてスポーツカーやSUVが対象に含まれた。
富士重工業は、2001年度の環境保全活動実績をまとめた2002環境報告書を発行した。新型スバル『フォレスター』を採り上げ、全車が新燃費基準を達成したことを明示。鉛使用量の2005年削減目標を前倒しで達成したことなどを紹介している。
ヤマハ発動機は24日「環境活動報告書2002」を発行した。それによると01年度の環境対応コストは全社で47億8000万円と前年度にくらべ7億円減少した。経済効果は1億円増加し2億1000万円となった。
フロンの回収・破壊を義務付けるフロン法が10月1日に施行されることが決まった。これを受けて日本自動車工業会は、関係者への周知徹底と協力要請に取り組むとのコメントを発表した。
滋賀県は18日、「琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」の試案を公表した。水質への悪影響が懸念されている2サイクルエンジンを搭載した水上バイクの使用禁止などが盛り込まれたが、罰則規定はなく、ユーザーへの自粛を促す内容に留まっている。