トヨタ自動車は、燃料電池ハイブリッド乗用車を当初の予定よりも1年前倒しして今年末にリース方式で限定発売すると発表した。ホンダが2003年中に燃料電池車を発売する前に世界で初めて市販化し、優位性をアピールする。
トヨタは『クルーガーV』をベースにした水素を燃料にした燃料電池車『FCHV4』の公道走行試験を昨年6月から実施してきたが、延べ11万kmの走行試験で良好な結果が出たことから、社会的要請に応えて計画を前倒しする。
限定販売するのは、日本向け、米国向け合わせて20台で、販売先は政府関係、研究機関、エネルギー関連企業などに限定、水素直入式のため、インフラが整っている地域に限定して販売する。販売方法はリース販売だが、リース金額、方法は今後詰めていく。
限定販売するものの、トヨタではテストマーケティングで、量産は早くても2010年と見ている。
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