日本自動車工業会は29日、『クリーンエネルギー車ガイドブック2003』を発行した。1万5000部を発行し、開催中の第37回東京モーターショーで無料配布するとともに、今後、同工業会のホームページに掲載する予定。
部品コーナーでは、アップリカ、コンビ、タカタなどのチャイルドシートの展示もある。量販店などでは聞けない(わからない)疑問にもメーカーの説明員が答えてくれる。しかも、擬似シートを使った取り付け方法のアドバイスやレクチャーもしてくれるそうだ。
隣接する幕張海浜公園を会場にして、話題の燃料電池車やハイブリッドカーなど低公害車の試乗会が予定されている。チャイルドシートの関係で6歳未満は同乗できない車種がおおいが、燃料電池バスなら小さい子供もOKだ。
トヨタ自動車は、大気浄化能力が高く、ヒートアイランド現象の抑制効果も高いクチナシを品質改良し、新品種『ヴァルト』を開発。子会社のトヨタルーフガーデンを通じて、22日から発売する、と発表した。
日産自動車は20日、交通安全キャンペーン「ハローセーフティーキャンペーン」で実施した社内募金と寄付金の累計寄贈額が、今年で約1億円に達する見込みである、と発表した。
国土交通省は17日、ディーゼル使用過程車に新たな排ガス検査を導入するため、実証実験を京都南自動車検査場でスタートすると発表した。
スズキと三井物産は17日、米GMシボレー製『アストロ』などのワイパーに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。モーター基盤のハンダづけ不良により、ワイパーが動作しないおそれがあるという。
ダイムラー・クライスラー日本は15日、東京ガス、ブリヂストンの2社と、燃料電池車の導入に関するパートナーシップ契約を締結した。2社はメルセデスベンツの燃料電池車『F-Cell』をそれぞれ1台ずつ導入する。
マイナス20度Cで始動できる燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を10日発表した本田技術研究所の川口祐治上席研究員は、始動性能について「最終的にはマイナス30度Cまでを目標にしている」と、明らかにした。
本田技術研究所で燃料電池車開発の指揮を執る加美陽三主席研究員は、これでカナダ・バラード社やトヨタ自動車のスタックを「現時点では完全に抜いた」と、自信を示した。