日産ディーゼル工業は10日、2002年度の環境保全活動をまとめた「環境報告書2003」を公表した。環境保全活動にかかったコストとその経済効果を算出した環境会計も導入した。
ホンダは、次世代型燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を搭載した燃料電池車『FCX』を日本と米国北東部の公道で走行テストを行う。2004年1月に開催される第80回東京箱根間往復大学駅伝競走では先導車も担当する予定だ。
ホンダは、マイナス20度での始動や大幅な小型化、高出力化を実現した次世代燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を新開発した。このスタックを搭載した『FCX』は9月24日に国土交通大臣認定を取得。本格実用化に向けた公道試験を開始した。
国土交通省は10日、スズキの燃料電池軽自動車『ワゴンR-FCV』と『MRワゴン-FCV』の2台を大臣認定し、公道試験の許可を出した。
調査機関の富士経済は9日、「2003年版・燃料電池関連市場実態総調査」をまとめ公表した。将来の燃料電池市場規模は、2020年に住宅用・自動車用合わせて、20万台・3500億円に達する、と予想している。
国土交通省は9日、新長期排ガス規制(2005年導入)をベースにした新たな低排出ガス車認定要綱の導入に伴う認定ステッカーの図案を公表した。
NHTSAがついに噂のロールオーバーテストを正式に決定した。今年のデトロイトオートショーで「SUVは危険」と指摘したラング博士の協力のもと、設立されたテストは「釣り針方式」と言われるもの。
アメリカでは現在ハイブリッド車を購入した人に対し、最高2000ドルの減税措置がとられている。この額を倍の4000ドルにしよう、という運動が、GM、フォード、そして日本車メーカー共同で起こされている。
ダイハツ工業は、2002年度の環境への取り組み実績をまとめた年次報告書「環境報告書2003」を発行した。環境省の環境報告書ガイドラインに沿って網羅性や正確性を確保しながら一般の消費者も分かりやすいような紙面構成にしたと、している。
アメリカでいちはやく水素ステーションの設置に踏み切ったホンダでは、家庭で比較的簡単に水素を充填できる機械を開発した、と伝えられ、これがアメリカで大きな反響を呼んでいる。