東京ビッグサイトで開催された「次世代自動車産業展2011」(15~17日)で、遊園地にあるようなユニークな形をした電気自動車(EV)が登場した。
GMが2010年末、米国市場へ投入したレンジエクステンダー(航続距離延長)EV、シボレー『ボルト』。同車の派生モデルが、2011年1月にも発表される見込みとなった。
EV用充電コネクタの大手である矢崎総業の展示で、最も大きく、最も目立つ場所に設置されたのは次世代コネクタのプロトタイプであった。
草刈機や電動カートなどを生産販売する福岡県のキャニコムはオリジナルのマイクロEV『おでかけですカー』(原動機付自転車)を展示。価格は49万9800円で、7月の販売を予定している。
米国では納車の遅れから、キャンセルが続出と一部メディアが報じた日産のEV、『リーフ』。これに対して、同社のカルロス・ゴーンCEOが、リーフの納車が順調に進んでいることをアピールした。
アウディの優勝で幕を下ろした今年のルマン24時間耐久レース。2012年の同レースに、早くも燃料電池車が参戦に名乗りを上げた。
CHAdeMO仕様の急速充電器用EV充電コネクタを生み出した矢崎総業は、新たな仕様の日本投入に向けて動き出している。それがアメリカと欧州の規格をクリアする「UL/CE」タイプだ。
三菱自動車は17日、EVの生産台数を現在の3倍とする計画を発表した。EVの生産は、2010年度『i-MiEV』約8500台を生産したが、2011年度はi-MiEV、軽商用車『MINICAB-MiEV』を合わせて、およそ3倍となる約2万5000台の生産を計画する。
JX日鉱日石金属は6月16日、使用済みリチウムイオン電池からのレアメタルリサイクル事業の確立に向けて実証化試験を継続することを決定した。
東芝は6月16日、二次電池SCiBが、三菱自動車の電気自動車(EV)『i-MiEV』と『ミニキャブMiEV』に搭載される電池モジュールとして正式採用されたと発表した。