テスラの第2四半期、赤字拡大1.8倍に

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米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは7月25日、2012年第2四半期(4‐6月)の決算を開示した。

同社の発表によると、売上高は前年同期比54%減の2665万ドル(約21億円)。最終損益は1億0560万ドル(約83億円)の赤字を計上した。前年同期の5890万ドル(約46億円)の赤字から、赤字幅は1.8倍に拡大する。

同社によると、赤字拡大の大きな要因が、EVスポーツカー『ロードスター』の北米販売終了による減収。また、このロードスターの次期型を含めて、拡大展開を図るための新型車の開発コストが負担になったという。

しかし、テスラモーターズは、新型4ドアEVの『モデルS』を米国で発売したばかり。同社のイーロン・マスクCEOは、「2013年は年間2万台以上のモデルSを販売するつもりだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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