ダイナミックマッププラットフォームは11月18日、NVIDIAが設立したNVIDIA Omniverse Partner Council Japanに参画し、NVIDIA Omniverse上でのデジタルツイン空間構築において協業を開始したと発表した。
同社が整備する高精度3次元データは、日本、北米、欧州、韓国、中東などグローバルで合計180万km以上の道路をセンチメートル級の高精度でカバーしている。
このデータを活用してレーン数・幅・曲率・勾配などを忠実に反映したリアルな3D道路モデルをNVIDIA Omniverse上に構築し、デジタルツインデータとして利用可能とする。
今回の参画により、NVIDIA Omniverse Partner Council Japanの他のパートナー企業との連携も進めることで、より高度なデジタルツイン空間の構築やそれを活用した顧客の課題解決支援を推進する。
ダイナミックマッププラットフォームは2016年に設立され、日本政府のバックアップを受け、国内自動車メーカー10社などが出資する。日本を本拠に、北米、欧州、中東、韓国に拠点を置き26カ国で事業を展開している。主に自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向けに高精度3次元データの提供を行い、多様な産業におけるイノベーションを支えている。



