フェラーリは14日付けでドナート・ココが同社のチーフデザイナーに就任すると明らかにした。デザイン戦略の確立・監督、歴史的に長いつきあいのあるピニンファリーナをはじめとするパートナーとの強力・調整にあたる。
トヨタ自動車の鈴木武専務は4日、東京で行った中間決算発表会見の席上、ガソリン価格の高騰などで市場の鈍化が懸念されている北米での事業について「来年も利益率は高水準を確保できる」との見通しを述べた。
トヨタ自動車は4日の中間決算発表の席上、連結ベースでの今期設備投資計画を、期初計画の1兆2500億円から1兆4000億円へと大幅に上方修正した。前期に続いて過去最高となる。
トヨタ自動車は4日、2006年3月期の9月中間決算を発表した。モデルミックスの影響や投資増などにより、中間期の連結営業利益は1999年9月期以来、6期ぶりの減益となったものの、通期では過去最高の利益更新が確実視されている。
VW(フォルクスワーゲン)が発表した2005年第3四半期(7−9月期)の連結決算は、売上高が前年同期比12.6%増の211億8600万ユーロで、営業利益が同49.6%増の3億9100万ユーロとなり、増収増益になった。
ホンダベルノ東海などの持ち株会社のVTホールディングスは、2006年3月期連結決算の業績見通しを下方修正した。前回の業績予想では、売上高が430億円を予想していたが、10億円マイナスの420億円に下方修正した。経常利益18億円、当期純利益8億円は据え置いた。
GM(ゼネラルモーターズ)が発表した10月の米国の販売台数は前年同月比22.7%減の25万7623台で大幅マイナスとなった。
マツダは、ニュージーランドのディストリビューターのマツダ・モータース・オブ・ニュージーランド・リミテッドを完全子会社化したと発表した。住友商事が保有していた株式44.1%を買収した。ニュージーランドの販売を完全にコントロールするのが狙い。
日産自動車は、主力エンジン工場のいわき工場で生産するVQエンジンが生産累計400万基を達成したことを記念して、志賀俊之COO(最高執行責任者)など、関係役員、従業員が出席して工場内で式典を行った。
日産自動車は、エンジン・サスペンションなど、自動車用ユニットを生産する横浜工場の生産能力を増強すると発表した。これに伴う昨年度からの投資110億円に加え、2007年度まで新たに157億円を投資する。