マツダの井巻久一社長は2日、2006年度に最終年度を迎える3カ年中期計画「マツダモメンタム」について「コミットメントを確実に達成して仕上げの年にする」と述べ、利益目標などの達成に自信を示した。
トラック業界がまとめた1月の普通トラックの販売台数は、前年同月比4.4%減の5593台となり、9カ月ぶりにマイナスとなった。昨年12月の販売台数が急増したことから反動が出たかっこうだ。
日産自動車が発表した4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.4%増の6兆7923億円と大幅増収となった。営業利益は、同3.1%増の6312億円で、売上高営業利益率は9.3%と依然として高水準をキープしている。
スズキが発表した4−12月期連結決算は、売上高が前年同期比12.3%増の1兆9529億円、営業利益が同5.1%増の858億円となり、増収増益で、過去最高となった。軽自動車や『スイフト』の販売が好調で、国内販売台数が同5.4%増の49万3000台と好調だった。
いすゞ自動車が発表した4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.8%増の1兆1336億円と大幅増収になったものの、営業利益が同7.6%減の593億円と減益になった。研究開発投資などが膨らんだのが主因だ。
全国軽自動車協会連合会が発表した1月の軽自動車新車販売台数は、13万5094台で、前年同月比 3.1%増となり、2カ月ぶりにプラスとなった。1月としては過去最高。車種別では、 乗用車は 10万1711台で、同4.9%増と2カ月ぶりのプラスだった。
日本自動車販売協会連合会が発表した1月の新車販売台数(軽除く)は、前年同月比0.5%減の25万9753台となり、7カ月連続でマイナスとなった。車種別では、乗用車が同1.9%減の22万3654台と不振だった。
自動車各社が1日発表した米国の1月新車販売速報によると、トヨタ自動車とホンダが大幅に伸ばし、1月としては過去最高を更新した。不振が続いていたGM(ゼネラルモーターズ)は前年同月比5.8%増、フォードモーターは2.0%増とプラスに転じた。
日産自動車の志賀俊之COOは1日、東京・銀座の本社で記者会見を行い、その席上、国内販売網の再編について触れ、「顧客志向と効率化を両立させながら進めていく」と強調した。
本田技研労組は1日、今春闘で組合員1人当たり1000円のベースアップを要求する組合執行部案を決めた。これで大手3社の要求方針が決まり、トヨタ自動車とホンダでは4年ぶりのベアの行方が焦点となる。