いすゞ自動車が発表した4−12月期の連結決算は、売上高が前年同期比4.8%増の1兆1336億円と大幅増収になったものの、営業利益が同7.6%減の593億円と減益になった。研究開発投資などが膨らんだのが主因だ。
国内のトラック販売は、ディーゼル排出ガス規制特需で好調に推移したほか、タイのピックアップトラックの販売も好調で増収となった。しかし、鋼材価格の値上がりや試験研究開発費が膨らむ収益が悪化して営業減益となった。
経常利益は同8.8%減の623億円、当期純利益が同16.1%減の428億円だった。