日産自動車の志賀俊之COOは1日、メディア関係者と懇談し、低迷が続く国内販売について「収益を確保し、商品の価値で売るという地道なサイクルを続けるしかない」と強調した。
トヨタ自動車のプレミアムブランド「レクサス」の苦戦が伝えられている。実際、昨年末までの販売台数は、同社が掲げていた目標の半数余りにとどまった。目標と実績の乖離に苦しむトヨタ。しかし、プレミアムセダン市場では3割を確保し健闘している。このまま市場の「活性剤」にとどまるのか、それとも……。
ホンダは31日、05年度第3四半期の決算発表を行い、その席上、青木哲副社長が国内販売について「第4クオーターで巻き返す」と強調した。「前年対比で増加させて、全体としては昨年並みの販売にする」
高度なイモビライザーが装着されていることを理由に「クルマは盗めない」として保険金の支払いを拒んだ保険会社に対し、車両保険金の支払いを求めた民事訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁で開かれた。裁判所は保険会社に約400万円の支払いを命じた。
トヨタ自動車の総合展示施設「トヨタオートサロン アムラックス東京」(東京都豊島区東池袋)が、1月28日で累計来場者数3000万人を達成した。これを記念し、2月12日まで各種の感謝イベントを開催する。
住友ゴム工業は、2005年12月期の期末の配当を前年同期よりも4円増配して13円とすると発表した。
静岡スバルが発表した2006年3月期第3四半期(4−12月期)は、売上高が前年同期比5.7%減の109億1500万円、営業利益が同59.8%減の7000万円と、減収減益だった。
アメリカ国内でのシェア回復、業績向上に努めると約束したフォードが、思い切った社内改革に着手した。2月1日より、本社があるミシガン州ディアボーンのトラック工場に勤務する従業員で、フォード以外のクルマに乗っている者は敷地内の駐車場の使用が禁止となる。
ホンダは、31日開催の取締役会で、自己株式の取得を決議したと発表した。自己株式取得の理由は、資本効率の向上が目的。今回は上限580万株、取得価額の総額320億円を上限に取得する。期間は2月6日から4月14日まで。
ホンダの青木哲副社長は、31日の第3四半期決算発表の席上、米国アラバマ工場で4月から日産150台の減産を行うと明らかにした。月間で3000台、年末までで約2万7000台の減産とする計画。