自動車各社の9月中間決算が15日に出揃う。乗用車8社のうち5社が連結営業利益で最高を更新、業界全体として極めて好調な業績が持続している。通期業績予想では中期経営計画を前倒し、あるいは大幅な超過でのクリアが確実になったケースも相次ぎ、これらの企業では体質強化が想定以上のテンポで進んだことを示している。
八千代工業は、取締役会で、ホンダが八千代工業の株式公開買い付け(TOB)を実施することについて、賛同することを決議したと発表した。
ホンダは、軽自動車の生産を委託している八千代工業を子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)で八千代工業株式400万株を取得し、出資比率を現在の34.5%から51.1%に引き上げ、子会社化を目指す。
東洋ゴム工業は、自動車用部品を除く軟質ウレタンフォームの分野の事業を強化するため、東洋クオリティワンと軟質ウレタンフォーム生産合弁会社「ティ・ティ・コーポレーション」を来年4月に設立することで合意したと発表した。
横浜ゴムは、ベトナムのタイヤ生産販売子会社ヨコハマタイヤ・ベトナム・インクが、ビンジュン省ベトナム・シンガポール工業団地内にある工場建設予定地で、新タイヤ工場の起工式を開催したと発表した。
損保ジャパンは、2006年9月中間期の連結決算業績見通しを修正した。売上高に当たる経常収益は9890億円を予想していたが、9570億円に下方修正した。経常利益は、430億円から570億円に上方修正した。
村上開明堂は、2007年3月期の単独の中間決算で特別損失を計上すると発表した。特別損失は、北米の連結子会社ムラカミ・マニュファクチャリングU.S.A.の1−9月末までの当期損失見込分3億7400万円を関係会社株式評価損として計上するほか、固定資産処分損として4400万円も計上する。
住江織物は、2006年11月期の中間期の配当を実施すると発表した。海外の自動車内装材の売上げが好調に伸びて業績が好調に推移しているのに加え、利益配当機会の増加の観点から。
共和レザーが発表した2006年9月中間期の連結決算で、中間期純損益が8億5900万円の赤字に転落した。トヨタ自動車系の部品メーカーの当期赤字は珍しい。
フタバ産業が14日発表した07年3月期中間連結決算は、売上高、営業利益、経常利益が過去最高になった。国内外での自動車生産が好調に推移したことや合理化努力で増収増益となった。