三菱自動車の研究車両「i MiEV」の主電動機は、ハイブリッドカーなどでもおなじみの永久磁石同期型モーター。公称スペックは最高出力が軽自動車の自主規制値ギリギリの47kW(64ps)、最大トルクは180Nm(18.4kgm)、許容回転数は8500rpmだ。
ダイハツの最量販モデルであるトールワゴン、新型『ムーヴ』(10月5日発表)。「新次元への進化」(箕浦輝幸社長)を標榜するだけに、内外装のデザインにも気合いが入っている。
排気量3.8リットルおよび3リットルの2種類のV6エンジンを搭載する三菱自動車の新型『パジェロ』。3.8リットルV6はアイドリング近辺で約25kgm、2750rpmで最大トルク34.5kgmを発生するという力強さ、3リットルV6はリーズナブルな価格設定が売りだ。
「平均的な運転テクニックのドライバーの場合、市街地走行におけるモード燃費との乖離率は25%以下」と、新型トヨタ『カローラ』(10月10日発表)の開発責任者、藤田博也チーフエンジニア。
光岡自動車の新“ファッションスーパーカー”『オロチ』(大蛇)のボディは鋼管スペースフレーム+FRPという古典的な構成。イギリスのTVRやモーガン、フランスのMVS、アメリカのサリーンなど、欧米のバックヤードビルダーのように、1台ずつ手作業で組まれる。
三菱自動車が研究車両として公開した軽規格の電気自動車「i MiEV」が過去のMIEVと異なるのは、1モーター方式であるということ。これはi MiEVが軽自動車であるというのも理由のひとつだ。
「空いた地方道であればモード燃費と同じくらいの数値で走れると思います。燃費性能には自信がありますよ」
ダイハツの主力モデルである軽トールワゴン、新型『ムーヴ』(5日発表)は、全面新設計のシャーシに、省燃費性に優れた新世代「KF」エンジンという組み合わせ。その出来映えに、ダイハツの開発陣は絶対の自信を見せる。
光岡自動車の新“ファッションスーパーカー”『オロチ』(大蛇)のエンジンは、トヨタ『クルーガー』の北米仕様、現地名『ハイランダー』などに搭載される「3MZ-FE」型3.3リットルV6・DOHC横置き。
三菱自動車第二車両実験部マネージャーの今井昭好氏は、感慨深げに語る。「初代『パジェロ』が誕生したのは私の娘が生まれた年でした。その娘が結婚した今年、4代目モデルを送り出すことができました。思えば、パジェロとの縁が深い人生でした」