ネオレトロ戦国時代!? 新型スズキ『GSX-8T/8TT』モビショーでの公開に、「いい意味でスズキっぽくない」「まさしく温故知新」など注目

スズキ GSX-8T 日本仕様(ジャパンモビリティショー2025)
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スズキは「ジャパンモビリティショー2025」で、7月に世界初公開となった新型ネオレトロバイク『GSX-8T』と『GSX-8TT』の日本仕様を初公開した。これまでも8月の「鈴鹿8耐」などで展示されていたが、海外仕様の参考展示だった。正式発表はないものの、日本導入が確実に近づいていると見てよさそうだ。SNSでは「いい意味でスズキっぽくない。好き」「まさしく温故知新」など注目が集まっている。

【画像】新型スズキ GSX-8TとGSX-8TT

両モデルは、スズキの過去の名車の個性的で魅力的な要素と現代的なデザインを融合させつつ、最新の技術やエンジン、車体を採用したネオレトロのストリートバイクだ。そのうち「GSX-8T」は1960年代の高性能ネイキッドバイクで“Titan”の愛称で知られる『T500』を彷彿とさせるデザインに仕上げた。

スズキ GSX-8T(左)とGSX-8TT(右)(ジャパンモビリティショー2025)スズキ GSX-8T(左)とGSX-8TT(右)(ジャパンモビリティショー2025)

もう一台の「GSX-8TT」は、過去の名車を想起させるヘッドライトカウル、アンダーカウルを採用し、1970年代のロードレーサーをイメージしたデザインとした。車名の「TT」は、クラシックバイクを現代によみがえらせるという意味を込め、ベースモデルの「GSX-8T」と「Timeless」を掛け合わせたネーミングである。

車体後方をマットブラックにすることでタンクを際立たせるカラーリングを採用し、勝負球を意味するビリヤードのエイトボールをイメージした立体エンブレムをシュラウドに配置したレトロかつモダンなデザインとした。

クラシカルで特徴的なフラットボトムのライトに着想を得た丸形ヘッドライトや、スズキ初のハンドルバーエンドミラーを採用し、レトロを感じさせながらモダンな外観に仕上がっている。

スズキ GSX-8T 日本仕様(ジャパンモビリティショー2025)スズキ GSX-8T 日本仕様(ジャパンモビリティショー2025)

一方、『GSX-8S/R』で採用され高い評価を得ている776ccのコンパクトなエンジンと高剛性なスチールフレーム、軽量なアルミスイングアームを組み合わせることで機敏性や快適性を高めている。

スズキドライブモードセレクター(SDMS)や電子制御スロットル、双方向クイックシフトなど、ライダーをアシストする電子制御システム「S.I.R.S.」や、軽量、コンパクトで信頼性が高く、低温時でも高い始動性を維持するエリーパワー製のリチウムイオンバッテリーを採用することで、幅広いユーザーが安心してスポーツライディングを楽しめるバイクとなっている。

今回、日本仕様として新色のオレンジメタリックのGSX-8T、そしてグリーンのGSX-8TTがブースに並べられた。これまで発表されていた車両以上にレトロ感が味わえる佇まいはインパクト大。スズキブースの“入口”に展示されていたこともあって存在感を放っていた。

スズキ GSX-8TT 日本仕様(ジャパンモビリティショー2025)スズキ GSX-8TT 日本仕様(ジャパンモビリティショー2025)

そんな「GSX-8T」と「GSX-8TT」に対して、X(旧Twitter)では「かっこいい!!!!!って5億回ぐらい言ってる」「大型ネオレトロネイキッドの戦国時代だな」など様々なコメントが集まっている。ホンダの『CB1000F』も登場しており、この「GSX-8T」が発売されれば国内四大メーカー各社がネイキッドスタイルの大型バイクを展開することとなる。

デザインに関しては「いい意味でスズキっぽくない。好き」「まさしく温故知新」と新しいスズキのスタイルに、高評価の声が集まっている。実際に現地へ見てきたという方からは「想像以上に良かったですね。写真より現物…の典型的なパターン」といった評価も見られた。

「真面目に乗り換え候補としてアリなんよなぁ…」といったコメントも集まっており、国内正式導入への期待が高まっている。今後のアナウンスに注目だ。

《レスポンス編集部》

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