アウディジャパンは、プレミアムコンパクトの『A3』シリーズにquattro(クワトロ)四輪駆動モデル「40 TFSI quattro」を追加し、全国のアウディ正規ディーラー127店舗で発売を開始した。価格は541万円からだ。
A3シリーズは手頃なボディサイズでありながら、アウディらしいスポーティかつエレガントなスタイルと先進のデジタル技術を搭載したインテリアを兼ね備え、卓越した走行性能を実現するプレミアムコンパクトのパイオニアとして30年近く高い人気を誇る。
2024年12月にアップデートした第4世代A3シリーズに、今回quattro四輪駆動モデルの40 TFSI quattroを設定。これまで『S3』や『RS 3』といった高性能スポーツモデルに限られていたquattroを、より幅広いユーザーに体感してもらえるよう設定した。
スポーツバック、セダンともに「advanced」と「S line」を展開。150kW(204ps)/320Nmを発生する2.0 TFSIエンジンを搭載し、quattro四輪駆動システムと組み合わせる。
quattroには電子制御式油圧多板クラッチを用い、前後のトルク配分を最適化して安定した加速とスポーティなコーナリングをかなえたダイナミックな走りを実現。日常のドライブにおいても、アウディらしいダイナミズムと安心感を感じられる。
今回、最新の安全技術を採用したドライバーアシスタンスシステムに含まれるオプションのパークアシストをアップデート。ステアリング操作の支援だけでなく、加速やブレーキ、ギアの操作まで支援が拡張された。
また、障害物を検知すると必要に応じて自動でブレーキが作動し、危険回避を支援する。「30 TFSI」に新たに標準装備となったフロントクロストラフィックアシストやスワーブアシスト、ターンアシストも40 TFSI quattroに同様に搭載される。
価格は、A3 Sportback 40 TFSI quattro advancedが541万円、同S lineが580万円。A3 Sedan 40 TFSI quattro advancedが560万円、同S lineが599万円となっている。






