ルノーは、『トゥインゴ』新型を11月6日に初公開すると発表した。ティザー写真を公開している。
トゥインゴ新型は、EVの『トゥインゴE-Techエレクトリック』として登場する。欧州では順次、先行予約プログラム「トゥインゴRパス」を開始している。
同プログラムは11月6日の正式発表に先駆けて実施されるもので、国によって開始日が異なる。イタリアが10月8日、ベルギー・スペイン・オランダ・ドイツが10月13日、イギリスが10月15日、フランスが10月22日からそれぞれスタートする。
トゥインゴRパスの会員は、一般向け販売開始前にルノーの販売網を通じて、優先的に注文できる。さらに車両の生産と納車においても優先権が与えられ、指定期間中に注文した顧客には他の特典も用意される。
トゥインゴE-Techエレクトリックは、1993年に発売された初代トゥインゴの現代版として位置づけられている。都市部での使用を想定したAセグメントの電気自動車で、2年という記録的な短期間で開発された。
同車は2万ユーロ(約350万円)以下のエントリーレベル価格の実現を目指しており、ルノーとアンペアが電気モビリティをより手頃な価格で提供するという野心を示している。拡大するルノーのEVラインナップの一翼を担う。
ルノーが公開した4枚のティザー画像では、初代トゥインゴを彷彿とさせる外観デザインの詳細が明らかになっている。
空力効率を考慮した傾斜したボンネットや、丸型フルLEDヘッドライト、半月型のリアライトなど、初代の特徴を現代的にアレンジしたデザインが採用されている。