レンジローバー初のEV、車名は「レンジローバー・エレクトリック」に…ティザー写真公開

レンジローバー・エレクトリック のティザー写真
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JLR(ジャガー・ランドローバー)は12月13日、ランドローバーブランドの最上位SUV『レンジローバー』(Range Rover)初のEVの車名を、「レンジローバー・エレクトリック」と発表した。ティザー写真を公開している。

JLRは、「REIMAGINE」戦略に基づき、2039年までに自社のサプライチェーン、製品、サービス、オペレーション全体におけるカーボン・ネット・ゼロ(温室効果ガス排出量ゼロ)を目指し、電動化を最優先とする事業への転換を進めている。

REIMAGINE戦略の中核となるのは、独自の個性を持つジャガーとランドローバー、両ブランドの電動化だ。2032年までに、ジャガーとランドローバーブランドのすべてのモデルにEVを設定する。これにより、サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量を実質ゼロにするという目標を実現していく。この戦略の一環として、レンジローバー初のEVとして、レンジローバー・エレクトリックを投入する。

レンジローバー・エレクトリックの特許申請件数は、歴代レンジローバーで最多と予想され、プロトタイプは現在、これまでで最も厳格なエンジニアリングテストに取り組んでいる。目標は、史上最も静かで洗練されたレンジローバーを作り上げること。独自のアクティブ・ロードノイズ・キャンセレーションや音響設計に加えて、電動パワートレインにより、キャビンの快適性を高めているという。

レンジローバー・エレクトリックは、フレキシブルなモジュラーアーキテクチャーをベースにしており、800Vのシステムが、急速充電を可能にする。ソフトウェアによる無線アップデート、航続を最大化するインテリジェントテクノロジーも採用する。

レンジローバー・エレクトリックは、英国ソリハル工場で、既存のプラグインハイブリッド車(PHEV)とともに組み立てられる。バッテリーとモーターなどのEVパワートレインは、英国ウォルバーハンプトンにあるJLRの新しい施設で組み立てる予定、としている。

《森脇稔》

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