走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]

走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]
  • 走り屋が目覚めたら…スズキ アルトワークス 前編[カーオーディオ ニューカマー]

走り系のクルマ好きだった小楠さんは、手に入れた日産『GT-R』に高音質なオーディオが組まれていたことから目ざめて、オーディオをメインにしたクルマ作りにスイッチする。現在の愛車のスズキアルトワークス』では静岡県のレジェーラで本格的なインストールを開始することになった。

◆念願だったGT-Rを手に入れると予想外の
音の良さにアフターオーディオに目ざめる

オーナーの小楠さんは以前からスポーティなクルマ好きだった。あるとき念願だったR32のGT-Rを手に入れることになるが、これが小楠さんのカーライフを大きく変化させるクルマになる。

「もちろんGT-Rはすごく気に入ったんですが、そのクルマにはロックフォードのスピーカーが取り付けられてるなど、オーディオもしっかりとインストールしてあったんです。聴いてみるとそれまでの純正オーディオとはまったく違う澄んだ音がしたんです。しかもその音が目の前から聞こえてきたんです。これにはビックリして一気にオーディオが好きになりました」

中古で手に入れたGT-Rだっがどうやら前オーナーがかなり手を加えてオーディオをグレードアップしていたようだ。ツイーターの取り付けもドア上部にワンオフ加工されていたというのでレベルの高さがうかがい知れる。アフターオーディオは初めてだった小楠さんにとっては驚くほどの高音質だったようだ。それまでスポーティな走りをメインに考えていたオーナーがオーディオの魅力を知ったきっかけが偶然手に入れたこのGT-Rだった。

その後はGT-Rに対してDIYでヘッドユニットを交換したり、サブウーファーや外部アンプを追加するなど、自分なりにシステムのグレードアップを実施。オーディオの楽しさを身をもって体験していくことになるのだった。

◆普段使いのクルマとして手に入れたアルトワークス
オーディオに力を入れるためプロショップ探しを開始

しかし、大切に育ててきたGT-Rだったがもらい事故が原因で走行不能になってしまう。そこで普段の足として手に入れたのがアルトワークスだった。それが今ではメインカーとなっている。

「GT-Rで色々経験したのもあって、その頃はすでにオーディオが大好きになっていました。なのでアルトワークスは買う前にすでにオーディオインストールの計画をはじめていたんです。でもGT-RはDIYでやっていたのでちょっと限界を感じていました。調整や取り付けなど、わからないことも多いので一度オーディオのプロにお願いしてもっと良い音を体験したいと思ったんです。それでプロショップを探すことにしました」

インターネットでショップ検索をはじめた小楠さん、色々なショップのホームページを見てどこに行けば良いのかを検討する。

「色々見た中でホームページがカッコ良くって、たくさん写真も掲載されていてわかりやすくて、なんだか安心できそうだったのがレジェーラでした。でも最初に行くときにはちょっと抵抗がありました。まったく知識も無いので相手にされないんじゃ無いだろうか? すごいシステムを組まないとダメなんじゃ無いだろうか? など勝手に心配していたんです」

それでも意を決して電話して「スピーカー交換をどうしたら良いか相談したい」と連絡を入れてショップに行くことにした。しかしショップに行くと事前に感じていた不安は払拭され、フレンドリーで親切なスタッフ対応してくれたことで安心することになる。

◆比較試聴を通じてスピーカーの音の違いを体感
自分好みのスピーカーを見つけ出して取り付け開始

アルトワークスのスピーカー交換を目当てにレジェーラに来店した小楠さん、ショップではスタッフから「普段はどんな曲を聴くんですか?」「試聴してみましょうか?」とフレンドリーな会話から自然にスピーカーの試聴を案内されることになる。

「ホームページでも試聴用のデモボードは紹介されていたので、スピーカーを選ぶときにはこれで試聴するんだろうなーとは思っていたんですが、実際に行っていると見たことの無いブランドのスピーカーが並んでいて、量販店のデモボードとはずいぶん違っていたのでプロショップは違うな~と思いました」

早速試聴を開始した小楠さん、好きなアニソンや女性ボーカルなどを各スピーカーを切り替えて順に再生していくことになる。

「比較して試聴してみると“スピーカーってこんなに音が違うんだ”と思いました。デモボードのスピーカーをひととおり聴いたら次は気に入った数モデルを選んでさらに試聴を続けて絞り込んでいきました。そうすると自分が好きな音もわかりやすくて、最終的にはひとつのスピーカーが自分の好みだとわかったんです」

こうして試聴で見つけ出したお気に入りのスピーカーはモレルのマキシモ・ウルトラ602。他のスピーカーとは違うこのモデルならではの魅力が明確だったのが決め手となる。

「中高域の鮮やかさが際立っていました、とにかくリアルな音なのが気に入りました。自分のスマホに入っていたいつも聴いている曲をいろいろ再生したんですが女性ボーカルを聴くのに、このスピーカーが最適な音だと感じたんです」

こうしてプロショップに行って最適なナビゲートを受けつつ自分好みのスピーカーを見つけ出した小楠さん。いよいよ本格的なオーディオインストールのスタートとなった。後編では愛車のその後のシステムアップやサウンドの進化について紹介して行こう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集