これぞランボルギーニ流女性おもてなしプラン!先川知香は国際女性デー ツーリングイベントで何を感じたのか?

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ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」
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イタリアのスーパーカーメーカーである『lamborghini』(ランボルギーニ)が2022年3月8日、国際女性デーを祝う女性向けツーリングイベント「Ladies Touring」を開催したのでそれ様子をお伝えしたい。

ランボルギーニの本国であるイタリアでは、3月8日を「ミモザの日」と呼ぶ。男性が女性への感謝を込めて、ミモザの花を贈るという。その習慣を日本でもとランボルギーニ流にアレンジして企画されたイベントが「Ladies Touring」である。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

出発地点に設定されたリッツカールトン東京のエントランス前には、『URUS』(ウルス)や『Huracán EVO』(ウラカン エヴォ)、そして『Huracán EVO RWD』や『Huracán STO』など、色とりどりのランボルギーニモデルが並べられ、圧巻の光景。イベント内容は、これらのスーパーカーに参加した女性たちが乗り込み、隊列を組んで折り返し地点であるホテルニューオータニ幕張までのルートを往復するというもので、私は、往路は『URUS』、復路は『Huracán EVO』に試乗できることに。

私のように様々な市販車に乗り、インプレッションなどの紹介記事を書く仕事をしていても、ランボルギーニ程のスーパーカーに乗るチャンスは滅多にない超貴重な機会である。ただでさえHuracánはその特殊なビジュアルやカタログスペックなどを見ているだけで、誰もが特別な存在感や、性能の高さを感じずにはいられない1台だ。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

そんな、色々な意味での「貴重」を一気に詰め込んだようなイベントだが、出発直前の挨拶の中でランボルギーニ・ジャパンのブランドディレクターであるダビデ・スフレコラ氏は「ランボルギーニは、2024年までにすべての商品をハイブリッド化する。ハイブリッド化によって、2025年までにC02排出量の50%削減を目指し、その取り組みの中で、まずは2022年は内燃エンジンを称える年という位置付けとしており、今日はまさにランボルギーニの今を体感いただくのに最良の1日です」と話した。この言葉はさらに特別感に拍車をかけ、私はワクワク感と「本当にこんなスーパーカーを運転できるのか」という不安な気持ちを入り交じらせながら、早速URUSに乗り込んだ。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

かなりハードな乗り味に「これがランボルギーニか。」

行きの配車割り当ての時、URUSと聞いて実は内心ホッとしていたのはここだけの話。URUSなら視界も一般的なSUVモデルとそこまで大きく変わらないだろうし、価格帯でいうなら他社のライバルモデルにも何度も試乗した経験はあるのでそこまでの不安は感じていなかった。違いはきっと、左ハンドルという点だけだろう。そんな風に気軽に考えていたのだ。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

しかし、実際に走らせてみたウルスは、そんな甘い考えを一気に覆した。とはいえ、事前に想像した通り視界は良好。走破性を考え少し高めに設定されたSUV特有の着座位置により、死角と感じる部分はほとんどない。シートの座り心地も驚くべきレベルで快適である。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

では、どこが予想外だったのかというと、それはアクセルやブレーキレスポンスが良すぎる事。流石、最速のSUVと謳われているだけのことはあり、アクセルを少し踏めば一気に加速し、ブレーキを丁寧に踏んだつもりでもガツンと停まる。落ち着き払った見た目の印象とは違い、かなりハードな乗り味だ。私は、免許を取得したての頃に戻ったような加速とガックンブレーキを繰り返しながら、少しずつそのじゃじゃ馬の操作感覚を掴んでいった。

「これがランボルギーニか。」

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六本木界隈から首都高都心環状線、そして湾岸線を軽快に走り、ホテルニューオータニ幕張に到着する頃には、乗り味を楽しむ余裕を感じ、その繊細な操作にも慣れてきたのだが、「URUSでこの繊細さとなれば、Huracánは一体どの程度なのだろう」と、前半から私の不安は一気に増大してしまった。

折り返し地点であるニューオータニ幕張では、事前に軽食が用意されていると聞いていたのでかなり楽しみにしていたが、この点も流石ランボルギーニ。席に付くと、目の前に運ばれてきたのはとても華やかなアフタヌーンティーセット。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

このビジュアルには普段、あまりケーキなどのスイーツを好んで食べない私でも、テンションが上がる。女心を知り尽くしているセレクトだ。実は生クリームはあまり得意な方ではないのだが、何故かその乙女チックでラグジュアリーな空間が嬉しくて、ほぼ完食してしまう程楽しんでいる私がいた。

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驚きポイントがたくさんあったHuracán

さて、帰りは『Huracán EVO』に乗り込む。一瞬、ドアの開け方すら分からないような独特なスタイルに、クルマ好きとしてはテンションが上がらない理由はない。カッコいいけど乗り心地や運転のしやすさが考慮されているとは思えないアバンギャルドな外観や、スイッチ類がズラリ並んだコクピット。スタートスイッチに蓋が付けられている点など細部への演出が、子どもの頃に憧れたロボットアニメのコクピットを彷彿とさせ、この特別なスーパーカーを操れるなら、乗り心地の良さなどは期待しない!と思えるほど、Huracánにはそんなある種のアトラクションのようなイメージを持っている人も多いのではないだろうか。かくいう私もその一人。だからこそ実際に運転するとなると、その価格が頭をよぎり不安がこみ上げてくる。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

そんな気持ちで、お世辞にも乗り込みやすいとは言えない、低くて見た目に狭そうな運転席に体を押し込むと、「あれ?意外に快適」。シートに乗り込んでしまいさえすれば、思った以上に空間に余裕があるにもかかわらず、体はキチンと固定してくれる不思議な感覚だ。視界も悪くない。見た目とは違い、運転好きなら長距離移動も苦痛ではないと思えるほどの快適な座り心地というのが、ひとつ目の驚きポイントだった。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

そして、URUSに乗ったことでかなり不安になっていたアクセルやブレーキの操作感覚については、エンジンのパワーや制動力の高さは依然感じられるものの、それはかなりマイルドな味付けになっていて、すべてがいい意味で普通に感じられたのだ。

速さの極限を追求するレーシングカーは、乗りやすさも最大限に追求されていると聞いたことがある。よく考えると、確かに乗りにくいクルマで誰よりも速く走ることなんてできる訳がないのだ。Huracánは、その事実を体感させてくれる1台なのかもしれない。

高速道路を走っていると、ゴーーーーっと湧き上がってくるエンジン音や振動に包まれながら、思い通りに動いてくれる運転の愉しさを感じていると、いつの間にか外観のインパクトなど忘れてしまうほど乗りやすいということに気付かされていた。

ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」ランボルギーニツーリングイベント「Ladies Touring」

さらに、意外にもこんなスーパーカーでもアイドリングストップ機能が付いていたという点も個人的には驚きのポイント。都会の交差点でよく見かける、発進する度にエンジンをふかしているHuracánは、カッコをつけている訳ではなくて、アイドリングストップ機能が作動しているだけなのだという事実に気付けた点も、新たな発見だった。

イベント終了時には、ミモザの花束やワインも頂けて、ランボルギーニ流女性おもてなしプランに抜かりなし!2022年3月8日は、色んな意味での一流を体験できた、貴重な1日となった。

先川知香氏先川知香氏ランボルギーニ 公式サイトはこちら


《先川知香》

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