メルセデスAMGは2月15日、新型EVセダンのメルセデスベンツ『EQE』(Mercedes-Benz EQE)をベースにしたメルセデスAMGモデルを2月16日、初公開すると発表した。
メルセデスベンツEQEは、『EQS』の下に位置するEVとなる。EQSが新型『Sクラス』に相当するEVであるのに対して、EQEは『Eクラスセダン』に相当するEVとなる。
EQEはリアアクスルに、電動パワートレインの「eATS」を搭載する。 4WDの「4MATIC」の場合、フロントアクスルにもeATSを搭載する。フロントアクスルとリアアクスルの電気モーターは、永久励起同期モーター(PSM)だ。 4MATICでは、トルクシフト機能により、前後の電気モーター間で駆動トルクを連続的に可変分配できるため、最も効率的にeATSを利用できるという。
「EQE350」グレードの場合、モーターは最大出力292hp、最大トルク54kgmを発生する。バッテリーの蓄電容量は、およそ90kWh。1回の充電での航続は、最大660km(WLTPサイクル)に到達する。
メルセデスAMGは2月16日、このEQEをベースにしたメルセデスAMGモデルを初公開する予定だ。ティザー映像からは、ゴールド塗装のブレーキキャリパーや専用デザインのフロントグリルの一部などが確認できる。